〈家庭用冷食新商品8品・改良品18品、業務用食品新商品8品・改良品13品を発売〉
日本水産は、19年秋冬新商品でコンセプトを「尖りと差別化で、食シーンを豊かにする食卓応援団」とし、「多様なライフスタイルへの対応」「健康訴求への対応」「減少する魚食への対応」をポイントに、計76品の商品を発売する。家庭用冷凍食品では新商品8品・リニューアル品18品を9月1日に、業務用商品では新商品8品・リニューアル品13品を7月~9月に、全国で発売する。18日、都内で新商品発表会が開催された。

〈食卓中華惣菜キット「今日のおかず レンジでつくる」5品に拡充、TVCMも〉
家庭用冷凍食品では、「多様なライフスタイルへの対応」の中で、家庭での時短調理に役立つ商品として、今春3品発売した新機軸の食卓中華惣菜キット「今日のおかず レンジでつくる」シリーズに「黒酢の酢豚」「麻婆豆腐」(各200g)を追加し、全5品とラインアップを強化。また、既存3品「回鍋肉」「青椒肉絲」「麻婆茄子」(各200g)もパッケージをリニューアルし、統一感あるものとして“面”で訴求する。今秋にはシリーズのTVCMも首都圏限定でオンエアを予定する。夕食で冷凍食品が便利ということを気付いてもらうきっかけ作りにもつなげる。

同シリーズの特長は、特製ソースと具材がすべてセットになったキット商品で、レンジ5分で本格中華惣菜2人前を作ることができる点。

開発の背景には家庭用冷食市場をカテゴリー別でみると、食卓おかずは18年に14年比40%増と伸長。また、冷食以外のカテゴリーでも、菓子パンやインスタント麺などそのまま喫食できる食品の伸長が目立つことが挙げられるという。

また、同シリーズ現行品について、ABC クッキングスタジオ生徒に調査したところ、時短調理が評価を受け、喫食シーンは夕食という意見が多かったという。今回は夕食シーン開拓のため、中華系メニュー調味料(ドライ・チルド)の売れ筋から、ドライで3位の「麻婆豆腐」、チルドで1位の「酢豚」を追加し、シリーズの強化を図った。

〈手軽さ・栄養・野菜・ローカロリー「デリシャスkitchen 食べるスープ」〉
また、働く女性の“遅帰りごはん”需要などを狙い、「手軽さ」「栄養バランス」「野菜」「ローカロリー」をキーワードにした「デリシャスkitchen 食べるスープ」シリーズを展開。新たに「和風しょうが」「ピリ辛担々」(各300g)を発売するとともに、昨秋発売していた「デリシャスkitchen スープパスタ ミネストローネ」をリニューアルし、「食べるスープ ミネストローネ」(300g)として発売する。
「デリシャスkitchen 食べるスープ ピリ辛担々」

「デリシャスkitchen 食べるスープ ピリ辛担々」

「和風しょうが」「ピリ辛担々」は8種の野菜入り、「ミネストローネ」は1/2日分の野菜入りと野菜を多く使い、栄養バランスに配慮しつつ、117~214kcal、糖質13.5~27.0g と、ローカロリー、低糖質を実現した。また、ストレートスープで水を入れずにレンジで温めるだけでできる簡便調理を実現。さらに、従来品「スープパスタ」のユーザー調査で、不満点として冷凍庫内での保管のしづらさが挙げられたことから、トレーをスリムにし、冷凍庫で保管しやすい形状に刷新した。開発背景として、スープ類市場が伸長している点、帰宅時間が遅くなり、21時以降に夕食を摂る女性が増えている点が挙げられるという。
 
〈家庭用冷食の米飯・麺類10品をリニューアルとともに価格改定〉
なお、家庭用冷食の米飯・麺類計10品で9月1日、商品をリニューアルし価値向上を図った上で価格改定する。リニューアルするので同一商品ではないが、約7~10%の値上げとなる。原材料品・物流費・人件費等各種コストの高騰が要因。対象となるのは▽大きな大きな焼きおにぎり▽オムライス▽具だくさん鶏ごぼうごはん▽いきなり!ステーキ監修ビーフガーリックピラフ▽CoCo 壱番屋監修カレーピラフ▽わが家の麺自慢ちゃんぽん▽同 国産野菜たっぷりちゃんぽん▽同 長崎風皿うどん――の8品および地域限定商品2品。
 
〈冷食日報 2019年7月22日付〉