イオン「トップバリュ フローズンCooKit」第2弾発売、「親子煮」「白身魚の竜田揚げ」など和風メニューを拡充

イオン「トップバリュ フローズンCooKit」第2弾
〈10月中旬には魚のレンジ調理セットも〉
イオンは18日、「トップバリュ フローズンCooKit(クッキット)」の第2弾商品として6品目を追加した。新商品では卵の用意がいらない卵のメニューや、白身魚のメニューなど和風の味付けの商品を拡充した。また、10月中旬には袋のままレンジに入れて加熱することで調理できる魚のレンジ調理キット4品目の投入も予定する。

販売は「イオン」や「トップバリュ」、「マックスバリュ」など約1,800店舗で扱う。一部の「まいばすけっと」でも実験的に取り扱う。

「トップバリュ フローズンクッキット」シリーズは、国内のPB(プライベートブランド)では初めて水や調味料を必要とせず、1パックで材料から味付けまですべて行える冷凍ミールキット。19年4月から販売を開始し、新商品を含めて12品目になる。

今回発売の商品は、「親子煮」や「白身魚の竜田揚げと花野菜のバジル炒め」など6品。親子煮は卵の用意は不要で、添付の液卵のたれで作る。店頭では商品を面で陳列し視認性を高めるほか、試食や動画などで認知拡大を図る。

10月中旬にはレンジ調理で本格的な魚料理を楽しめる「おさかなレンジ調理セット」も投入予定だ。レンジ調理で作れる。魚や野菜の味をそのままに楽しめる商品だ。メニューは「赤魚と野菜のアクアパッツァ」や「あじと野菜の大根おろし和風ソース」など4品目を用意する。都内で開かれた会見で、イオントップバリュの和田浩二マーケティング本部長は和風商品を拡充した理由を「第1弾商品は中華のメニューが多く、魚や洋風などのメニューの要望が多く来ていた」と明かした。今後については「商品の改廃などできるだけ早く開発に取り組んでいく」(イオントップバリュ・稲垣伸基商品開発本部デイリー商品部フローズンMDグループ)考えだ。

新商品は次の通り(すべて税込み)。

【トップバリュ フローズンCooKit】
▽親子煮
=たまごの液卵入りのたれで好みの食感に仕上げられる。かつおや昆布のエキスがおり肉や野菜などと合わさった優しい味わい。470g、862円
▽白身魚の竜田揚げと花野菜のバジル炒め=オリーブオイルのコクとバジル、にんにくなどの香るソースと、白身魚の竜田揚げや2種類の花野菜などカラフルな具材を合わせた。470g、862円
▽白身魚と野菜の甘酢あんかけ=白身魚の天ぷらとす上げ下ナス、ブロッコリーなどの野菜に昆布エキスなどを合わせた甘酢あんをからめた。470g、862円
▽青椒肉絲=オイスターソースのコクとごま油の風味が野菜と牛肉の旨味を引き立てる。450g、862円
▽鶏肉と野菜の塩こうじ炒め=一口大の鶏もも肉と和真似着、ニンジンなどの野菜と歯ごたえのあるキクラゲを塩こうじ入りの塩だれでからめた一品。450g、862円
▽豚肉と根菜のしょうが炒め=しゃきしゃきの食感が楽しいきざみ生姜にゴボウやれんこん、人参、味付けした豚肉などを組み合わせて、照りのあるたれで仕上げる炒め物。450g、862円。

【おさかなレンジ調理セット】
▽赤魚のアクアパッツァ=魚介に赤魚とムール貝を使用し、レモンソースでさっぱりと食べやすく仕上げた。300g、538円
▽たらと彩り野菜の黒酢ソース=魚にはすけそうだらを使用し、黒酢ソースでまろやかな味に仕上げた。295g、430円
▽あじと野菜の大根おろし和風ソース=大根おろし入りの和風ソースで、味や野菜をさっぱりと仕上げた。300g、430円
▽いわしと野菜のレモンペッパーソース=豊富な野菜と共に、いわしをレモンとペッパーを効かせたソースにからめてやわやかでさっぱりとした味わいにした。270g、430円。

〈冷食日報 2019年9月19日付〉