日本アクセスの東日本営業部門は9月18日、東京・池袋のサンシャインシティ文化会館で「乾物・乾麺・デリカ展示商談会」を開催し、メーカー約165社が出展し、量販店関係者ら、約500人が来場した。重点カテゴリーのひとつ、乾物・乾麺に加え、今回は初めてデリカ部門とのコラボを図った。

デリカ関連では、メーカー57社が出展。同社独自ブースは「日本アクセスDelicatessen〜食文化を受け継ぎ、新たな価値をつくる〜」と題して展開。乾物・乾麺とデリカのコラボによるメニュー提案では、いつもの惣菜に乾物乾麺を加えることで、新たな“美味しさ”を生み出すことをテーマに提案。わかめやひじきなど乾物を混ぜるだけで変化を付けたポテトサラダ、おにぎり、和惣菜や、衣にクラッシュアーモンド、いりごまを混ぜ込んだ揚げ物、乾麺の調理法を工夫してアレンジした麻婆春雨、チャプチェ、しらすと大葉のオリーブ塩そうめん、旨味そうめんといった麺メニュー、乾物をメイン食材として旨味を活かしたにぼし天、あぶら麩のチャンプルーといった乾物・乾麺をアレンジしたデリカレシピを提案していた。

また、時短・簡便につながるオリジナルのデリカ向けキット商材を紹介。本格中華キットは新ブランド「薫香楼」(くんこうろう)として展開し、四川回鍋肉、本格四川の麻婆茄子、青椒肉絲といったメニューと、それらを炒飯など米飯と組み合わせたセットメニューなどを提案していた。

また、人気の弁当をベンチマークにした「蒲焼弁当」、甘辛カレー味の「カレー牛丼」などのお弁当キット商品も提案していた。

乾麺では、年越し蕎麦の提案を実施。需要が高まる高配合の蕎麦の提案に加え、麺腺や食感の違いなどをPRする。品揃えにより、チャンスロスを回避する提案も実施した。

また、2017年から実施する乾麺グランプリのグランプリ作品の展示なども実施。加工食品とのコラボブースも多数設けていた。

味の素とのコラボブースは乾物では「YES! WECANBUTSU!〜かんぶつがあれば、何でもできる〜」と題して節約、時短、簡便、健康をテーマにした乾物メニューを展開。「味噌汁」や「炒めものおかず」など食卓登場頻度の高い和食のビッグメニューを入り口メニューとして提案。高頻度メニューに乾物を使用してもらうことにより、乾物のさらなる拡売を図るとした。具体的には、「ほんだし」と切り干し大根を使った「切り干し大根のおみそ汁」、「Cook Do きょうの大皿 肉みそキャベツ」を使った「高野豆腐の肉みそキャベツ」といったメニューを提案した。

乾麺では「YES! WECANMEN!」と題し、乾麺売上挽回柵として、冬も夏も楽しめる乾麺と「鍋キューブ」のコラボメニューを提案した。また、それぞれ乾物と味の素商品とのコラボ棚割りなども提案していた。


冬も夏も楽しめる乾麺と「鍋キューブ」のコラボメニューを提案

 
会場で取材に応じた佐々木淳一社長は、「今回で7回目の開催となった。乾物・乾麺市場は右肩下がりだが、AK研(アクセス乾物乾麺市場開発研究会)を立ち上げ、活性化を図っていきたい。日本の伝統の味である乾物・乾麺を食べる機会を作り、少しでも消費を増やそうと取り組んでいる。今回はデリカのメーカーにも出展いただき、144社が集まった。乾物・乾麺のアピールはもちろん、より簡便なメニュー提案をしていく。そのためにデリカとのコラボコーナーも設けた。乾物・乾麺は調理の仕方を知らない人もいる。しっかりと伝えていきたい」とした。また、「9月の開催ということもあり、年末商戦に向けた年越し蕎麦の提案も充実させた」とも述べた。

なお、11月1日には西日本営業部門がマイドーム大阪で「乾物・乾麺展示商談会」を開く予定。

〈冷食日報 2019年9月20日付〉