日本の食卓では魚離れが進む一方、健康志向の高まりもあり、実際は魚を食べたい・食べさせたいと思っている消費者は多い。その乖離の要因となっているのが、料理の仕方が分からない・手間がかかるという魚料理に対する負のイメージだ。

これを解決する商品の1つとして、日本水産グループの主要取扱品目であるスケソウダラを、特許出願中の独自技術で使いやすくミンチ状に加工した商品を開発。2017年秋に業務用500g、2019年秋に家庭用200gの素材品「MSCおさかなミンチ」を発売したのち、2020年春にはキット商品「おさかなミンチを使った麻婆豆腐」「おさかなミンチを使った青椒肉絲風」を、2020年秋には加工品「魚屋さんの御馳走 おさかなミンチを使ったかにかまあんかけ大根」「魚屋さんの御馳走 おさかなミンチを使った和風そぼろ」を発売し、売場での面展開を進めている。

「MSCおさかなミンチ」は、MSC認証を取得したスケソウダラすり身を100%使用し、高たんぱく・低脂肪・糖質ゼロで食塩は無添加。魚独特のくせが少ないため、魚が苦手な人にも受け入れられやすく、和洋中さまざまな料理にひき肉感覚で使える。また、畜肉のひき肉より食感がやわらかで食べやすく、冷めても固まらないという利点もある。

〈食品産業新聞 2020年12月7日付より〉