極洋は、2021年春の新商品としてシーマルシェブランド商品3品を含む家庭用商品15品、業務用商品15品の合計30品を発売する。2月19日に発表したもの。

「~ニューノーマルな時代へ~ お客様と共につくるこれからの食卓」をテーマに据え、
〈1〉内食需要拡大
〈2〉時短簡便
〈3〉惣菜売場パック包装
――の3つをコンセプトに商品を開発したという。

内食ニーズ対応商品では、「だんどり上手」シリーズの家庭用フローズンチルド商品を拡充。また、スーパーや産業給食、老健施設の調理負担を軽減する自然解凍対応の業務用冷凍食品を拡充する。加えて、惣菜売場の変化に対応し、個包装を前提としたフライ商品等発売する。

新商品の内訳は、家庭用では冷凍食品5品、フローズンチルド「だんどり上手」6品、缶詰4品。業務用では冷凍食品14品、超低温流通保管品1品となる(家庭用冷食は次号で紹介)。

〈1.内食需要拡大〉
コロナ禍の影響から内食傾向が高まる一方、料理機会増を負担に感じる人も増えている。負担を低減しならが、内食ニーズに対応する商品を発売する。

「だんどり上手」シリーズからは、家庭用フローズンチルド商品を計6品、惣菜で
▽ぶり大根(骨なし)
▽白身魚と根菜の甘酢あん(骨なし)
▽さばの南蛮漬け(骨なし)
――の3品。

焼き魚で
▽銀鮭の塩焼き(骨なし)
▽さばの塩焼き(骨なし)
▽ぶりの照焼き(骨なし)
――の3品を発売する。

「だんどり上手」シリーズはだんどりよく調理することをコンセプトとしたシリーズで、業務用で展開してきたが、昨春から家庭用フローズンチルド商品も展開。袋のまま電子レンジで温めるだけの簡単調理で、おかずやおつまみになる一品ができる。骨なしに仕上げ、子どもやシニアも安心して食べられるのも特徴。

いずれも2020年タイで稼働開始したグループ会社、KYOKUYO GLOBAL SEAFOODS(KGS)の工場で製造する。

缶詰「さば味噌煮(大辛)」は、激辛ブームにも着目した濃厚な旨味の大辛のたれがクセになるさば味噌煮の缶詰。茹でたうどんに合わせるなど、手軽なアレンジ料理にも使える。

〈2.時短簡便〉
スーパーや産業給食、病院・高齢者施設では依然、人手不足が厳しく、コロナ禍で深刻さが増した所もある。業務用調理現場の負担を軽減する業務用商品を提案する。

「オーシャンキングナックル/チーズ入り」は、高たんぱく質食品のカニ風味かまぼこ「オーシャンキング」にチーズを練り込んだ商品。そのままおつまみとしてだけでなく、サラダのトッピング、天ぷらなど幅広い用途に利用できる。自然解凍品で調理の負担を軽減する。

「だんどり上手 さばの南蛮漬け(骨なし)」「だんどり上手 白身魚の甘酢あん(骨なし)」は、骨なし魚を使用した業務用の魚惣菜品。自然解凍でそのまま食べられ、省力化に貢献する。「さばの南蛮漬け」はノルウェー産の骨取りさばを油ちょうして、人参、玉ねぎを合わせた南蛮タレに漬け込んだ。「白身魚の甘酢あん」はノルウェー産シロイトタラを油ちょうして、人参、玉ねぎを加えた甘酢あんと合わせた。

〈3.惣菜売場パック包装〉
コロナ感染症予防のため、多くのスーパーの惣菜売場ではバラ売りからパックなどの個包装に販売方法が変化した。ニューノーマルな売場への対応強化として、個包装を前提とした業務用商品を投入する。

「明太もちフライ」は、もちもちとした食感とピリッとした博多明太子の味わいが特徴。商品特徴を記載したオリジナルの袋を添付する。
極洋「明太もちフライ」

極洋「明太もちフライ」

「国産原料使用 真あじ竜田揚げ」「国産原料使用 真あじ粉付け」は国内で水揚げされた原料を使用。粉付けはすぐ調理でき、天ぷらや南蛮漬けなどのメニューに使える。両品ともフードパックに貼る販促シールを用意し、商品の差別化を図る。
 
〈冷食日報2021年2月22日付〉