ニチレイフーズは7月8日、2021年秋季新商品を発表した。業務用ではチキン加工品の強化として、春に引き続き未加熱IQF商品を追加投入する。冷凍野菜を活用したキット惣菜「VegeDelica(ベジデリカ)」は2品新商品を追加する。量販店惣菜の包装販売の品質面の不満を解消するフライ類も新たに提案する。外食の代替やプチハレの需要をつかんで売上げを伸ばしている「シェフズ・スペシャリテ」シリーズには新たに三重県の老舗料亭「柿安」監修商品を追加する。

〈2021年家庭用新商品〉ニチレイフーズ「今日は家飲み」シリーズでおつまみ特化、チキン「むねから」は健康感とおいしさを両立/2021年秋季家庭用新商品

2021年秋は業務用では新商品を16品、リニューアル品を7品、9月から10月にかけて(一部2022年1月)発売する。

量販店惣菜で売上げ構成比の高いチキンの強化を掲げた。第1に冷凍未加熱IQFシリーズ。2021年春の新商品「特撰 鶏旨唐揚げ(生IQF)」に続き、2021年秋は「特撰 鶏旨竜田揚げ(生IQF)」を追加する。未加熱からの調理は衛生面や廃棄のリスクがあり、作業負担も大きい。未加熱IQF(バラ凍結)タイプにすることで、これらの課題を解決しつつ、鶏肉本来の弾力・ジューシー感のある唐揚げを提供できる。

新商品「特撰 鶏旨竜田揚げ(生IQF)」(1L)は鶏もも肉を使用し、生姜をしっかりきかせた生姜醤油に漬け込み、未加熱のまま一つひとつ衣を付けた竜田揚げ。生産はGFPTニチレイ(タイ)。2022年1月発売。

チキンでは専門店監修シリーズの新商品を2品発売する。▽「Chef's specialite【唐揚げ専門店】げんきや(舷喜屋)監修 揚げ鶏(にんにく醤油たれ)」(揚げ鶏1,150g[6枚]+タレ150g)は、日本唐揚協会主催「からあげグランプリ」西日本しょうゆ部門・最高金賞受賞のげんきやが監修した。鶏もも肉を使用した未加熱タイプ。たれはニンニクベースの和風醤油味。生産はGFPTニチレイ。2022年1月発売。▽「Chef's specialite【唐揚げ専門店】からあげ!ごっち監修甘カラ手羽」(手羽元1,350g[30本]+タレ200g)は、「からあげグランプリ」塩だれ部門・最高金賞受賞の「からあげ!ごっち」監修の手羽元のから揚げ。黒胡椒をきかせた別添の特製だれを絡め、やみつきになる甘辛味に仕上がる。生産国は中国。10月1日発売。

オリジナルチキンとして「チーズと大葉の竜田揚げ」(750g[30枚])と「大葉とチーズのチキンカツ110」(1,320g[12本])の2品を新発売する。

「ベジデリカ」は野菜を美味しく摂れる健康志向のメニューを、店舗オペレーション負担を低減するキット商品として展開するシリーズ。生産は船橋パックセンター。「VegeDelica イカと野菜の XO醤ソース」(野菜ミックス880g+イカの天ぷら500g+タレ240g)と「VegeDelica 豆腐ハンバーグと緑黄色野菜セット」(豆腐ハンバーグ600g[20個]+野菜ミックス350g+タレ160g)の2品を新発売する。

量販店の惣菜がバラ売りから包装販売に変わったが、袋販売では包装内の水滴で衣がフニャフニャになる、油が染み出て汚れそう、などの課題があった。ニチレイフーズは“まるでバラ品質”として、同社独自の衣技術と包材メーカーと共同開発した通気性の高い包材によってこの課題を解決した。

新商品として「ごく厚ミニハムカツ(藻塩使用)(袋入り)」(3,960g[120個])を9月1日に発売。リニューアル品として「JA士幌町北海道十勝産 男爵いもの牛肉コロッケ(袋入り)」(袋入り)「JA士幌町北海道十勝産 きたあかりの牛肉コロッケ」(各800g[20個])を10月1日に発売する。

シェフズスペシャリテシリーズはで2021年秋、たいめいけん茂出木浩司シェフ監修品の追加と、三重県の老舗料亭「柿安」監修商品を発売する。

▽「Chef's specialite【東京・日本橋】三代目たいめいけん茂出木浩司シェフ監修 BIGハンバーグ(デミグラスソース)」(900g[6個入]+ソース210g)は1個150gでボリューム感のある弁当商品づくりができる。

柿安監修商品は「Chef's specialite 柿安監修牛しぐれ煮おにぎり」(480g[6個入])、「Chef's specialite 牛しぐれ煮コロッケ」(760g[20個入])、「Chef's specialite 豆腐ハンバーグ」(1L[25個入])、「Chef's specialite 豆腐の包み揚げ」(825g[25個入])--の4品。いずれも「柿安・特製牛肉しぐれ煮」を使用。甘味付けに三温糖とハチミツを使用し、やさしい味わいに仕上げている。 

〈冷食日報2021年7月12日付〉