山口もえさん迎え「冷凍食品の日」消費者イベント開催、“べんりとおいしいのその先へ 冷凍食品”/日本冷凍食品協会

三國清三シェフ、山口もえさん、大櫛顕也会長(ニチレイ社長)
日本冷凍食品協会は10月18日、「冷凍食品の日」を記念した消費者PRイベント「10月18日は『冷凍食品の日』〜べんりとおいしいのその先へ 冷凍食品〜」を東京都中央区のロイヤルパークホテルで開催した。同協会では、広報事業の一環として同様のイベントを毎年開催しているが、昨年はコロナ禍の影響で中止となり、2年ぶりの開催となった。一方、一般消費者から公募する招待客は、感染症拡大防止の観点から、例年の200人より少ない80人とした。

今回は、2021年度からの新スローガン「べんりとおいしいのその先へ 冷凍食品」をテーマとし、タレントの山口もえさんをゲストに迎えての開催となった。

第一部では、山口さんと洋食料理家で冷凍食品アンバサダーも務める三國清三シェフ、大櫛顕也会長(ニチレイ社長)によるトークセッションを展開。中学2年生から4才まで、3人の子育てをする山口さんの家庭での食生活や、昨年誕生100周年を迎えた冷凍食品の歴史や魅力、活用方法を紹介した。また、山口さんが壇上で冷凍和野菜ミックスと冷凍鶏のから揚げを使ったアレンジレシピ「和野菜ミックスと鶏のから揚げの甘酢炒め」の調理を披露した。

第二部では、ロイヤルパークホテルのシェフが考案した、冷凍食品の特長を活かしたアレンジメニューのコース料理を、来場者に着席形式で提供した。

開催にあたってあいさつした大櫛会長は、要旨次のように話した。

大櫛会長=10月18日は「冷凍食品の日」として毎年、消費者の皆さんに冷凍食品のおいしさ、素晴らしさを知っていただくためにイベントを開催している。昨年は日本で冷凍食品が誕生して100年という節目の年だったが、コロナ禍で開催を見送った。今年こうして皆さんをお迎えし、再度イベントが開催できることを大変うれしく思う。

昨年1月ごろからコロナ感染症が拡大し、皆さんの生活パターンも変化したと思う。テレワークが行われたり、学校が不規則になったりと、家庭で食事をする機会が増え、買い物もまとめ買いするように変化した。そうした中で、冷凍食品を利用する機会も増えたのではないか。

また、最近テレビ番組で冷凍食品がとり上げられることが多くなり、冷凍食品の種類が多種多様なことは皆さんもご存知だと思うが、健康や環境に配慮したもの、1皿に盛り合わせになったものなど、新しいタイプの商品もどんどん増えている。

健康的で豊かな食生活にはバランスが重要で、人生100年時代、冷凍食品がその一翼を担えるよう我々も努力するとともに、ひと手間を加えることで家庭の食卓を飾れる身近な食品としてご活用いただければと思う。

〈次の100年、冷凍食品で環境や健康への対応を/大櫛会長〉
終了後、大櫛会長が記者団の取材に応じた。

2020年に生誕100年を迎えた冷凍食品の今後について「次の100年を見据え、地球環境についてしっかり考えねばならない。特に日本は、食料を海外から調達せねばならず、一定期間貯蔵できる冷凍食品は、利便性のみならずフードロス削減の面でもその役割を担えると考えている。また、今後は健康への対応も避けて通れず、パーソナライズ化された健康ニーズにどれだけきめ細かく対応できるかも、新しい時代の冷凍食品に求められることだと思う」など話した。

また、コロナ禍で苦戦する業務用冷食については「外出自粛などの影響があったのは仕方がないが、自粛が緩和される中でも元通りの状態に戻るのは容易ではない。コロナ禍の中で業務用のお客様もサービスのやり方などを変え、新しい市場も生まれてきている。宅配、Eコマース、医療関係など注目されており、冷凍食品をお役立ていただきたい」「新市場のみならず、労働人口が減少する中で、業務用でも手間削減が求められ、キット商品など増えている。どういう組み合わせが付加価値を生むか、我々メーカーとしても対応していかねばならない」など話した。

〈冷食日報2021年10月19日付〉