イートアンド「揚げ専用餃子」「BIG 焼売」発売、こだわり餃子・肉餃子はリニューアル/2022春の業務用冷食新商品・改良品

イートアンド「業務用BIG 焼売」
イートアンドフーズは3月23日、「大阪王将」ブランドの業務用冷凍食品として、2022年春の新商品2品とリニューアル品2品を発表した。3月から販売を開始している。

新商品は、揚げることで最高の食感や味になるように仕上げた「業務用揚げ専用餃子」、ひとくちでは食べきれないほどの「業務用BIG 焼売」を投入した。

新商品「業務用揚げ専用餃子」(12個204g)は、揚げることで最高の食感、味になるように仕上げた餃子。焼き餃子・水餃子に比べると浸透していないものの、おつまみにもぴったりで調理の手間も少ない揚げ餃子の魅力を広めたいという想いで開発したという。

皮のサクサク感を出すため、通常より皮の厚みを薄くし、米粉やコーンスターチを配合。皮が具の水分を吸収せず、冷めても固くなりにくいように工夫し、時間が経っても美味しさを保つよう仕上げた。

具材はおろしニンニクとガーリックパウダーを使用し、ニンニクの風味を効かせ、コク深い醤油ダレで、味に深みを出した。

イートアンド「業務用揚げ専用餃子」

イートアンド「業務用揚げ専用餃子」

「業務用BIG 焼売」(18個810g)は、同社が販売する冷凍焼売の中では最大となる1粒約45g のBIG サイズが特徴で、ひとくちでは食べきれない、圧倒的存在感を放つ。一見してわかるボリューム感で、惣菜コーナーなどでインパクトを放つ。
 
国産の豚肉と鶏肉を使用し、醤油とごま油をベースとした、王道の味付けに仕上げた。甜面醤(テンメンジャン)を加えることにより、食欲をそそるコクと甘みを付与した。
 
リニューアル品は、「業務用こだわり餃子」「業務用肉餃子」の2品。
 
「業務用こだわり餃子」(12個、276g)は、大阪王将店舗のこだわりを詰め込んだ、美味しさとジューシーさが特徴となっている。今回のリニューアルでは、具材を約3%増量して食べ応えを高めた。皮に砂糖を配合して焼き目が綺麗につきやすく保水性も上がるため、モチモチ感が持続するという。また、より肉の旨味を出すために豚ハラミ肉を使用した。ポークエキスやニラ、生姜を増量して冷めてもコクとパンチを楽しめるようにしている。
 
「業務用肉餃子」(800g)は、国産の豚肉と野菜を使用し、ガラスープでコクを出し、飽きの来ない味に仕上げた。従来品より肉を増量してより肉の旨味を感じられるようにした。また、具材と皮それぞれにでん粉を配合して、具材のジューシー感や皮のモチモチ感を高めた。「大阪王将」の業務用商品は、同社グループが外食事業で培ったノウハウを活かして開発した餃子や点心、惣菜などを、スーパーマーケットなどの量販店やCVS、外食店などの業務用市場に販売している。
 
同社は「大阪王将」の業務用商品で売り場や店舗の付加価値を高められるよう、引き続きラインナップの拡充を進めるという。
 
また、それぞれの商品で素材の持つ本来の美味しさを最大限に活用するため、5フリー(香料・甘味料・着色料・保存料・化学調味料に頼らない商品づくり)を実現している。
 
〈冷食日報2022年3月28日付〉