首都圏西部に同社最大の物流センター竣工、30日から本格稼働-三井食品

三井食品は24日、昨年12月5日に竣工した首都圏西物流センターの内覧会と祝賀会を開催した。メーカー200社300名が参集した。

センターは同社で最大規模の物流センターとなり、神奈川県、東京都西部、埼玉県西部、山梨県の広範囲をカバーする基幹センターとなる。総投資額は80億円。取扱い構成比は加工食品58%、酒類27%、ペットフード1%、その他14%。従業員は支店営業含めて社員50名、委託100名。初出荷は1月30日だが、フル稼働するのは6月頃になる予定。

センター機能の特徴は①自動倉庫や荷揃設備、またマルチピッキングシステムにより効率的な出荷作業を実現②高いレベルの鮮度管理運用を実現③冷蔵、冷凍庫のニーズにも対応可能④総合セキュリティ管理–など。

所在地は神奈川県相模原市緑区長竹。敷地面積は約8,500坪、延床面積は約9,600坪。地上4階、高さ28.3m。保管能力は40万ケース。1階は大量品在庫入出荷荷捌きフロア(保管能力5.5万ケース)、2階はケース出荷品在庫フロア(同24万ケース)、3階は小分け出荷品在庫フロア(10.5万ケース)で、同階にケース自動倉庫を設置している。

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