日本酒造組合中央会がまとめた2016年1~12月の清酒出荷数量は2.5%減の53万6,634kl。2015年1~12月(1.8%減)より減少幅が大きくなり、前年2ケタ増の吟醸酒も今年は伸びが鈍化した。しかしながら純米吟醸酒は2ケタ成長を確保、前年比13.0%増で着地。吟醸酒の中で純米吟醸酒が占める割合も2015年の59.5%に対し、2016年は63.1%と割合をさらに伸ばした。純米酒も年間で5.8%増、2015年(4.0%増)の増加幅を上回った。

しかしながら最大ボリュームの一般酒は年間で4.8%減(2015年は4.1%減)、最も下げ幅が大きな本醸造は6.8%減(14年は4.5%減)となっており、12月単月で見ても大きな減少となっている。

主産地をみると、12月はいずれも減少幅が大きく、年間(1~12月)では増加したのはトップ10位圏内では長野県のみ。他の県は概ね2~5%の下落となっている。 前年比が最も高かった都道府県は山口県で28.4%増。次いで6月に伊勢志摩サミットが開催された三重県が6.4%増、4月に地震に見舞われた熊本県は3.9%増となった。前年比プラスとなった県は前述3県と佐賀、神奈川、滋賀、岐阜、奈良、沖縄、青森、長野の11県。(続きは本紙で)