1~6月の灘五郷清酒出荷数量は前年比4.3%減、6月単月は8.5%減

灘五郷酒造組合が発表した6月の清酒出荷数量は91.5%と前年を大きく割り込んだ。改正酒税法の施行による値上げの影響で、灘の大手メーカーでは2ケタ減のところもあり、落ち込みが目立った。2Lソフトパックで、「30~50円値上がりし、影響を受けている」といった声が聞かれた。

主要消費地別で見ると、愛知は89.3%、大阪は69.0%と大幅減となり、東京は96.4%、福岡は95.4%とマイナスに。兵庫は179.5%だった。1~6月の累計では95.7%で推移している。