健康志向の高まりや、社会的な環境の変化によりノンアルコール飲料が拡大・普及して久しいが、ノンアルコール飲料と言えば「ビールテイスト」か、レモンやグレープフルーツと言ったRTDでもフレーバーのものが中心となり市場を形成してきた。ブランドとしてはサントリー「のんある気分」や、アサヒビール「ゼロカク」、ビールメーカー以外でも、チョーヤ梅酒は「酔わないウメッシュ」などで市場の拡大に寄与している。

そんな中、アサヒビールは9月「スタイルバランス」ブランドから「香り華やぐハイボールテイスト」を発売。商品名の通り華やかなコクと香りを楽しめるハイボールのような味わいを表現したノンアルコール飲料で、実際にいただいた感想としては、香りと見た目はハイボールそのもの。口当たりや味わいもハイボールと遜色なく、違和感なく飲みきることができた。

スタイルバランスシリーズ共通の「カロリーゼロ」「糖類ゼロ」に加え、食事の脂肪や糖の吸収を抑える難消化性デキストリンを配合。機能性表示食品を前面に押し出しており、商品を選択する上では大きなポイントとなるだろう。

前述の「きわめてハイボールに近い風味」と「機能性表示食品」という特長がユーザーに評価されており、同社の黒木誠也常務取締役は「ユーザーのニーズや社会環境が同商品と合致し、かなり好調な売り上げとなっている」とのこと。

ウイスキーの市場も順調に伸長を続けており、今後もまだまだ伸び代が感じられる同商品。料理にも合わせやすい風味なので、ぜひとも料飲店での展開についても期待したい。

〈食品産業新聞2017年10月30日付より〉