オーストリアワイン「ツァーヘル」とAWAは11日、新酒「ホイリゲ」解禁イベントをオーストリア大使公邸で開催した。

「ホイリゲ」は毎年11月11日(聖マーティンの日)に解禁され、1年間にわたり楽しまれる。会には「ツァーヘル」から醸造責任者のアレクサンダー・ツァーヘル氏を迎え、ゲミシュター・サッツで造られた「ウィーナー ホイリゲ2017」と、辛口赤の新酒「ウィーナー ホイリゲ ツヴァイゲルト2017」(共に2980円)をお披露目した。駐日オーストリア大使フーベルト・ハイッス氏も列席し、ホイリゲの解禁を共に祝った。

「ツァーヘル」は、オーストリアの首都ウイーンに25haの畑を所有し、ゲミシュター・サッツ(混植・混醸)でワインを生産。また、250年以上にわたる歴史を持つホイリゲ居酒屋も経営している。「ツァーヘル」では、15年にわたり日本にホイリゲを紹介してきた。ツァーヘル氏は「2017は、夏は酷暑で、収穫期は多雨に見舞われるなど難しい年だったが、結果的にはいい年になった。仕上がりは、フレッシュで繊細、複雑さも兼ね備えたバランス。エレガンスとエネルギーを同時に感じることができるワインだ」と話す。

ツァーヘルでは今年、ビオ認証を取得。ホイリゲから「ビオ」を明記した。来年には、ゲミシュター・サッツ初となるデメター認証を取得する予定だ。会では新酒2種のほか、樹齢50年以上の古樹からとれたブドウから造る「ヌスベルグ グランド レゼルヴ ゲミシュター・サッツ」、赤ワインでは「サンクト・ラウレント カドルツベルグ」「アンタレス グランド レゼルヴ」などを供した。また、今年初の試みとして、日本の家庭料理とのマリアージュを提案。同社が輸入するオーストリア産オーガニックローハニー「ビーネビーネ」を使った「分とく山」の料理2品も提供した。

〈食品産業新聞2017年11月20日付より〉