シャンパーニュのテタンジェ社が創設した「ル・テタンジェ国際料理賞コンクール」の日本予選・最終審査が24日、東京調理製菓専門学校(新宿)で開かれ、日本代表に関谷健一朗氏(ラトリエ ドゥ・ジョエル・ロブション)が決まった。今年で52回目。関谷氏は11月19日、パリで行われる世界大会「コンクール・アンテルナショナル」に参加する。

同日、マンダリンオリエンタル東京で授賞式を開催。テタンジェ社ヴィタリー・テタンジェさんも来日し、「素晴らしい食事にはシャンパーニュが欠かせない。シェフもシャンパーニュの造り手も、素敵な夢を見てもらうために忍耐強く働いている。今年はガストロノミー界の巨匠、ポール・ボキューズ氏とジョエル・ロブション氏が亡くなった。でも今回ロブションのシェフが優勝したことに意味があると思う」とスピーチした。

また、日本のパートナーであるサッポロビール社長高島英也は、主催者や事務局、審査員らに感謝の念を述べたのち、「日本のガストロノミーが世界に羽ばたくための応援ができることをうれしく思う。日本代表は、一昨年3位、昨年は2位だった。今年はぜひ、優勝を目指してほしい」とあいさつした。

関谷氏は「ロブションの訃報に落ち込んだが、ロブションが“向上心を持って働け”と言っていたことを思い出し、チャレンジし続けたことが結果につながったと思う」と喜びを語った。

書類審査では今年初めて、フランス語のルセット(レシピ)も求められたが、43名が応募(昨年は50名超)。書類審査を通過した8名のファイナリストで競った。なお、2位は茂手木了氏(品川プリンスホテル)、3位は加納浩一氏(グランドエクシブ鳴門)。

〈酒類飲料日報 2018年9月26日付より〉