新川大神宮敬神会と東京都卸売酒販組合は17日、東京都中央区の新川大神宮でご例祭を開催し、酒類業界関係者が多数参拝した。同神宮は古来より酒類業界の守護神として崇敬篤く祭られている神社で、ご例祭は毎年行われている祭事。当日は富岡八幡宮から宮司を迎え、しめやかに執り行われた。ご例祭後は直会も開催され、登壇者は酒類業界を取り巻く現状を語った。また、毎年恒例となる「新川締め」も行われた。

主催者として挨拶を行った東京都卸売酒販組合の國分晃理事長は「今年の7月と8月は記録的な猛暑に加え、豪雨や多数の台風も襲来。9月には北海道胆振東部地震も発生し、天災が多い年となっている。国内の景気は決して悪いというわけではないが、アメリカ合衆国の中間選挙を目前に米中の貿易戦争が激しさを増し、それに影響され株価が上下している。前述の天災やこういった経済的に不安定な状況からストレスがかかり個人消費の増加に繋がらず、連動するように酒類の消費も増加に考えている。厳しい経済環境が続いている中ではあるが、当組合としては一致団結してこの状況を乗り越えていきたい」と酒類業界と取り巻く現状について言及。また、昨年施行した改正酒税法については「施行から1年と4カ月が経過。9月28日には国税のHPに実態調査の速報が掲載。本日参列されている当局の皆様に置かれては適切な基準の運用と、基準違反に対しては適正なご指導をお願いしたい」と話した。

〈酒類飲料日報 2018年10月18日付より〉