日本酒造組合中央会は10月26日、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪にて「第38回全国きき酒選手権」を開催した。

同イベントは36都道府県の予選を勝ち抜いた優勝者から72名が参加する「個人の部」、各都道府県の代表2名の合計点で競い合う「団体の部」、現役の大学生が参加する「大学対抗の部」、外国人のみで競い合う「インターナショナルの部」の4つのカテゴリが設置され、「個人の部」では長野県の高橋嗣明さんが優勝した。
個人の部
都道府県 氏名
優勝 長野 高橋嗣明
準優勝 愛知 服部知邑
3位 千葉 青木三枝子
団体の部
都道府県
優勝 宮城
準優勝 長野
3位 高知
大学対抗の部
大学名
優勝 京都大学
準優勝 徳島大学
3位 青山学院大学
インターナショナルの部
国・地域 氏名
優勝 韓国 金彩潤
準優勝 台湾 李倫
3位 フランス ジャン・ギャスパール・バーレニーチェック

主催者を代表して壇上で挨拶した同組合需要開発委員会の七田謙介委員長は「全国各地から7つの日本酒を選定し、それを今回きき分けていただく。難しい筆記試験も用意しているので、ぜひとも頑張ってもらいたい」と挨拶。

きき酒の競技会後に行われた懇親会では同組合の篠原成行会長が「当組合は現在、日本酒を世界の食中酒にすべく国の援助も頂きながら国内外で活動を行っている。世界では“和食”がユネスコ無形文化遺産登録によりブームとなっており、海外でも和食を提供する飲食店では日本酒が飲まれるということはあるが、まだまだ和食以外の領域に入り込んでおらず、同じ醸造酒であるワインには及んでいない。そのため日本酒の更なる拡大を目的に様々な取組を試行錯誤しつつ実施しており、本日来場された皆様にもご協力を頂ければと思う」と呼びかけた。

〈酒類飲料日報 2018年10月30日付より〉