〈「金麦」新CMに木村拓哉さんを起用〉
サントリービールは1月上旬製造分から、新ジャンル「金麦」を発売13年目にして初めて大刷新して発売しているが、新TVCMに木村拓哉さんを起用して、2月27日からオンエアを開始する。同社は26日に、東京ミッドタウンホールで「新しい金麦に関する発表会」を開催した。

まず執行役員マーケティング本部長の和田龍夫氏が登壇し「金麦」のブランド戦略を発表した。1~3月の同ブランドの販売数量見込みについて「新ジャンル市場は前年比103%とみられるなか、金麦は2月5日発売の〈ゴールド・ラガー〉の発売もあり、115%の843万ケースとなる見込みだ」とした。

2007年6月発売の「金麦」の歩みを振り返り「当社において最速で100億本を突破し、累計117億本を出荷している。これまでは“幸せな家庭の食卓に最もふさわしい新ジャンル”をコンセプトとして愛飲され、食卓出現率は新ジャンル平均が18%のなか、金麦は31%という調査結果がある」と述べた。

大刷新について「しかし、現在、30~40代を中心に、共働き世代が専業主婦世帯の2倍近くまで拡大し、“夫を支える妻”から“夫も妻も対等な友達夫婦”に変わっている。“日本の家庭の食卓で最も愛されるブランドへ”は踏襲しつつ、中味とコミュニケーションとプロモーションを変更する。コミュニケーションは、今の時代の“幸せな食卓”を描く内容へ刷新し、プロモーションは食卓をテーマとするキャンペーンを連続展開する」と明らかにした。

中味・パッケージの進化は「過去最大規模の麦芽を使用し、より麦のうまみが感じられる味わいとし、炭酸ガスアップにより、後味のすっきりさを向上した。嗜好度評価は確実にアップした。パッケージは、少しロゴを大きくし、裏面をメディアと捉え、オウンドメディアとして、お客様に手書き風メッセージを届ける」と説明した。

プロモーションについては「毎日の食卓に寄りそうイメージを強化するため、ミナ・ペルホネンの食卓彩るスペシャルラベルが必ずもらえるプロモーションを3月4日~4月12日まで実施する。24本購入レシートを貼って応募する。また、2015年に開始したマイレージ型キャンペーンを継続し、シール48点、または120点集めて応募すると、京都たち吉製“あいあい皿”などがペアで必ずもらえるキャンペーンを実施する。また、新規ユーザーの獲得を目的として、2本購入すれば10万名にLINE ポイントが当たるコースを新設する」と述べた。
サントリービール「金麦」

コミュニケーションについては「檀れいさんに加えて、今の日本の幸せな食卓を表現するというのは誰だろうということで、木村拓哉さんに登場頂くことにした。過去最大規模の6,600GRP を3~4月に集中投入する」とした。
 
その後、「新しい金麦」篇(15秒)を上映し、新たなメッセンジャーの木村さんが登場。「13年の歴史があり、ファンが多い中、初のリニューアルのCMに出演できることは大変光栄だ。新しくなったということを伝えたい。演技はデフォルメすることなく、あまりつけ加えることのないよう、自然に行った。家庭料理によく合うと実感している」とコメントし、会場ではきんぴらごぼうと金麦を合わせる姿もみせた。

「金麦」を試飲する木村拓哉さん

「金麦」を試飲する木村拓哉さん

〈酒類飲料日報 2019年2月27日付〉

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