「キリン・ザ・ストロング ハードラムネ」発売、シリーズ累計は2億4000万本を突破/キリンビール

「キリン・ザ・ストロング ハードラムネ」
〈5月から名古屋工場の新ライン稼働開始〉
キリンビールが製造するRTD「キリン・ザ・ストロング」は発売1年で累計販売数量が2億4,000万本(250ml換算)を達成した。同社によれば過去10年に発売したRTD新商品の中では売上No.1の商品となり、「氷結」に次ぐ17年ぶりのヒット商品となった。さらに今年4月には発売2年目にして大幅リニューアルを実施し、リニューアル週の購入者数を前週比182%に拡大させることにも成功。

※RTD=Ready To Drink、チューハイ・サワー等の“開けてすぐ飲める”低アルコール飲料。

同社は消費者から支持された理由について、「強刺激で爽快なうまさの“超爽快ドライ”、独自のレモンエキスと果汁を使用した本格的なレモンの味わいの“本格レモン”、スカッと爽快で飲みやすい“ハードコーラ”、ヨーグルトテイストのスッキリとした味わいの“ホワイトサワー”の4つのフレーバーで大型展開。どのフレーバーも独自のハードエキスで実現した飲みごたえと飲みやすさを両立させた“うまさ”が支持されている」と説明。

また、「定番で人気の高い商品に加えて、これまでの通年品ラインアップにはあまり見られない“ハードコーラ”、“ホワイトサワー”は、今までストロングRTDになじみが薄かった20代~30代の消費者にも指示されている。また、2019年1月に発売した“ハードジンジャーエール”や2019年3月に発売した“ピーチ”などの限定フレーバーを発売したことで、ストロングRTDの楽しみ方が広がったと、高く評価いただいた」としている。

5月14日には爽快な甘さとストロングRTDらしい飲みごたえを感じる、“初夏に飲みたい味わい”の「キリン・ザ・ストロング ハードラムネ」を発売する。なお、同社ではRTDカテゴリー全体で2019年4月の製造計画数を前年比10%増に上方修正し、さらに2019年5月からはキリンビール名古屋工場に新設したRTD製造ラインの稼働をスタートさせるなど、今後ますます伸長が見込まれるストロングRTD市場に対応していく。

〈酒類飲料日報 2019年5月9日付〉