山形県沖地震で鶴岡市を中心に清酒メーカーの被害発生

酒類飲料日報 2019年6月20日付
山形県沖を震源とするマグニチュード6.7の地震が6月18日夜に発生し、新潟県村上市で震度6強を記録したほか、山形県鶴岡市でも震度6弱を記録した。

新潟県酒造組合によると、県内の蔵元1社で土壁の剥れなどの被害が発生したが、そのほかには特に大きな被害は発生していないとのこと。

山形県酒造組合によれば、酒田酒造(上喜元)の瓶詰場で200本ほど製品が倒れたほか、鶴岡市大山地区の渡会本店(出羽ノ雪)、加藤嘉八郎酒造(大山)、冨士酒造(栄光冨士)、羽根田酒造(羽前白梅)、奥羽自慢(奥羽自慢)の5社で建物や製品の損壊が発生したとのことだが、いずれも営業継続には支障はないという。

〈酒類飲料日報 2019年6月20日付〉