日本酒造組合中央会は2月15日、東京新宿区のリーガロイヤルホテル東京で「第2回本格焼酎&泡盛カクテルコンペティション」を開催した。日本の國酒、本格焼酎・泡盛を、外国人になじみのあるカクテルとしての認知拡大することを目的として開催した。日本ホテルバーメンズ協会の12支部の予選を勝ち抜いた20人による決勝戦で、優勝は九州支部のBAR倉吉の坂本朋也氏が獲得。カクテルは「白月~光り輝く雪の大地~」、焼酎は「兼八 麦焼酎」を使用した。

コンペティションの後の表彰パーティーの開会にあたって同組合の篠原成行会長は、「オリンピックでもインバウンドの訪日客が数多く来る。この人たちはまずホテルに泊まる。海外の人たちは、まずホテルのバーでお酒を飲む。その時に、本格焼酎らしいカクテルをホテルのバーテンダーの皆さんに出してもらいたい。そこでベースのアルコールは何だろうと興味を持ってもらい、本格焼酎を広めてもらいたい。世界的にまだ知られていない蒸留酒を世界に広めるチャンスだと思い、イベントを開催している」とあいさつ、乾杯の発声をした。
日本酒造組合中央会の篠原成行会長

日本酒造組合中央会の篠原成行会長

優勝した坂本氏は、「今回生クリームを使ったカクテルは自分ひとりであり、どちらに転ぶか不安だった」「苦労した点は、ベースの麦焼酎が麦の香ばしさが際立っているので、これをどう生かすかで悩んだ」という。BAR倉吉のオーナーバーテンダー倉吉浩二氏が胡麻焼酎「紅乙女ゴールド」を使った「“舞”乙女」で1984年に日本ホテルバーメンズ協会のカクテルコンペティションで優勝したことにも触れ、「今後も焼酎ベースのカクテルを売っていきたい」と語った。

優勝したBAR倉吉・坂本朋也氏

優勝したBAR倉吉・坂本朋也氏

優勝の他の受賞は、準優勝が北海道支部オーセントホテル小樽の片山将志氏の「梵(ソヨギ)」、琉球泡盛「残波」を使用した。第3位は東京支部ホテルメトロポリタンの佐藤大介氏の「Neo Artisan~世界への挑戦~」、芋焼酎「蔵の師魂 The Green」を使用、技術賞は阪神支部リーガロイヤルホテルの影山清史氏の「SAKURA QUALITY」、「麦焼酎iichiko SPECIAL」を使用、日本酒造組合中央会JSS賞は北海道支部ANAクラウンプラザホテル札幌の佐々木満久氏の「麗(ウララ)~はじまりの季節~」、米焼酎の「八海山本格米焼酎黄麹三段仕込み宜有千萬」を使用。
 
〈酒類飲料日報2020年2月18日付〉