財務省が発表した4月の酒類輸入通関実績によると、酒類合計の数量は13%減だった。ビールは単月で22%減、累計では前月の12%増から減少に転じた。新ジャンルも韓国のマイナスを受けて10%減。

ボトルワインはフランス以外の上位国がすべて数字を落とし、単月で15%減となった。世界的パンデミックの広がりで、物流や需要など、さまざまな方面に影響が及んだとみられる。

好調が続いたスパークリングワインも単月・累計共に2ケタ減となった。

ウイスキーは1月に前年割れ、2月は微増、3月は2ケタ増だったが、4月はまた8%減。

スピリッツでは、ラムが単月で41%増、ウォッカが22%増になったが、ジンは41%減、リキュールも14%減で、累計ではラム以外の蒸留酒がすべて前年割れ。

〈ワインは仏以外の上位国がマイナスに、ビールはメキシコが大幅増〉
ワインはフランスが14%増となったものの、好調が続いていた累計トップのチリが43%減となり、累計でも上位国すべてが前年割れとなった。

ウイスキーは、英国積みが2ケタ減、米国積みは微減。累計でも今年は4カ月連続で前年割れが続いている。

ビールは、累計でトップのアメリカが単月で42%減。一方、累計2位のメキシコが単月で59%増となり、累計でも48%の大幅増。2カ月連続で単月3位だった韓国は、ランク外。イベントや料飲店需要が圧倒的なベルギーとドイツも、コロナウイルス禍の影響を受けて、前年から半減した。

新ジャンルは、トップの韓国が9%減。2位ベトナムは2ケタ減も累計では13%増。

〈酒類飲料日報2020年5月29日付〉
酒類輸入通関実績