ユニオン・デ・グラン・クリュ・ド・ボルドー(UGCB)は6月25・26日の両日、2019年ヴィンテージのプリムール試飲会を東京・虎ノ門の田崎真也ワインサロンで開催した。日本での運営は、毎秋恒例のUGCBトレードテイスティングを運営するサンティール。

同試飲会は例年3月末~4月初旬にボルドーで開催されるが、2020年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ボルドー、パリを含む8都市で順次6月に開催となった。アジアではほかに、香港と上海で実施。

東京では、ソムリエやインポーター、プレス対象の試飲セッションを開催。ソーシャルディスタンスを確保するため、15名1組×6回に分けて、87シャトーから空輸された全109アイテム(1品未着)を2時間で試飲に供した。

なお、2019ヴィンテージについてUGCBは、「4・5月の天候不良で開花が遅れ、開花した6月上旬も雨の多い気候が続いたが、6月中旬には高温で乾燥した気候が続き、理想的な条件で結実した。7月は全体的に乾燥していたが、一部では暴風雨もあった。8月は暑い時期と涼しい時期が交互にあり、ぶどうはよく成熟した。9月前半は特に暑く乾燥したが、20日以降は雨が降り、メルローは完熟。カベルネも完全に満足できる年となった。白ワイン用ぶどうも比較的早く、完璧な状態で収穫された。糖度と酸があり、素晴らしいアロマの可能性を秘めている。一方、ソーテルヌにおいては、夏季の降雨量が多かったことに加え、9月下旬にも雨が降ったため、収量は全体的に低かった」と発表している。

〈酒類飲料日報2020年6月29日付〉