酒税の税率、改正認知度は45%、幅広い世代の約3割が改正前に新ジャンル購入「増える」と回答

新ジャンル飲用者に対する、税率改正前の新ジャンル購入量アンケート
サッポロビールはこのほど、「2020年酒税税率改正前消費者アンケート」の調査結果を発表した。アンケートは7月30日~8月6日に行い、8,499人が回答し、うち新ジャンル(第3のビール。ビール・発泡酒以外のアルコールテイスト飲料)飲用者は4,617人。税率改正の認知度や税率改正前の新ジャンルなどへの購買意欲などを聞いた。

10月に行われる税率改正についての認知度は「知っている」が45%、「知らない」が55%という結果になった。サッポロビールは、「9月末に向け、店頭プロモーションなどで税率改正の認知があがることにより、購買意欲が更に変化すると想定される」としている。

新ジャンル飲用者の税率改正前の新ジャンル購入量は、主飲用者層と言われる50~60代だけでなく、30代以上の幅広い世代が税率改正前に「増える」と回答した。

サッポロビールは、「幅広い年代で税率改正前に新ジャンルの購買意欲が高まり、売上に寄与する」「9月の新ジャンル総需要は110%」と予想する。

〈酒類飲料日報2020年9月11日付〉