IWC2020「チャンピオン・サケ」は和歌山・平和酒造「紀土 無量山 純米吟醸」

IWC2020「チャンピオン・サケ」は和歌山・平和酒造「紀土 無量山 純米吟醸」(画像はイメージ)
インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)は12月7日、IWC2020「SAKE部門(清酒部門)」の最高賞である「Champion Sake(チャンピオン・サケ)」の銘柄を発表した。出品された1,401銘柄の中からチャンピオン・サケを獲得したのは、和歌山県の平和酒造が製造する「紀土 無量山 純米吟醸」。

また、11月26日に発表されたゴールドメダル受賞酒のうち、「純米酒」「吟醸酒」「古酒」など規格別・特徴別の9カテゴリーから各1銘柄の“トロフィー”(各部門最高賞)が選出されたほか、“トロフィー”にはわずかに及ばなかったものの高い評価を得た、産地が異なる次席の銘柄には“都道府県トロフィー”が授与された。

四合瓶換算10万本、小売り価格1,000円以下の酒の中から選ばれる「IWC Great Value Sake」 (グレートバリュー・サケ)は4銘柄が選ばれ、そのうち最も優秀と認められたものに贈られる「Great Value Champion Sake(グレートバリュー・チャンピオン・サケ)」は岐阜県の渡辺酒造店が製造する「小町桜 別囲い」が選ばれた。

IWC2020「SAKE部門」の中で、1社から複数エントリーされた酒の全てにわたって高評価を得たメーカーを「Brewer of the year(ブリュワリー・オブ・ザ・イヤー)」として表彰。2年連続で和歌山県の平和酒造が選ばれた。

IWCの「SAKE部門」は2007年から創設され、市販の清酒を対象としている。2020年は10月29日から11月1日までの4日間、英国・ロンドンで政府の定めた規定に沿い、審査員やスタッフの健康と安全を最大限に配慮した上でテイスティングを実施し、受賞銘柄を選定した。

IWC2020「SAKE部門」受賞一覧1/2

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IWC2020「SAKE部門」受賞一覧2/2

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