コカ・コーラシステムは9月20日から、「トポチコ ハードセルツァー タンジーレモンライム」「トポチコ ハードセルツァー パイナップルツイスト」「トポチコ ハードセルツァー アサイーグレープ」(355ml/150円、アルコール分5%)を、大阪、兵庫、京都、奈良を中心としたコンビニエンスストアやスーパー、ドラッグストア、ディスカウントストア、量販店などで限定発売する。

〈関連記事〉アルコール入りスパークリングウォーター「トポチコ ハードセルツァー」大阪・ミナミなどの飲食店やイベント会場で限定販売/コカ・コーラシステム

同ブランドは2020年9月に南米から、現在世界20ヵ国以上で発売されている新感覚の本格派アルコール入りスパークリングウォーターで、コカ・コーラ社が世界に向けて展開するアルコール初のグローバルブランド。

“ハードセルツァー”とは、アルコールが入っていることを意味する「ハード」に、炭酸水を差す言葉「セルツァー」を組み合わせたアルコール入りスパークリングウォーターで、2013年に米国で誕生した「全く新しいお酒」。スッキリとした飲みやすさや、機能性などが魅力で世界の若者の間で人気が高まっており、特に米国では2019年の時点ではRTD飲料(レディ・トゥ・ドリンク=ふたを開けてすぐ飲める飲料)のうち17%のシェアがあり、2024年には44%まで拡大する見込みとなっているという。

〈中味は日本向けに調整、日本限定の商品も〉
9月7日にはオンラインで説明会を開催し、日本コカ・コーラアルコールグループのパトリック・サブストロームシニアマネージャーが発売の背景や商品の概要や取組の予定などを説明した。
日本コカ・コーラ シニアマネージャーのパトリック・サブストローム氏

日本コカ・コーラ シニアマネージャーのパトリック・サブストローム氏

まず「トポチコ ハードセルツァー」ブランドを日本で展開することとなった背景についてサブストローム氏以下の通り説明した。
 
「日本のRTD市場は5000万人の飲用者がおり、その14%は20代と見られている。また、この世代はRTDユーザーの増加率が著しい世代であり、2020年と2018年の全世代の平均成長率が2.8%増となる中、5.5%増と著しく伸長している。加えて、他の世代ではRTDは“食事中”“テレビを見ながら”という飲用シーンが多かったが、20代は“ゲームやSNS中”“誰かと一緒に”という飲用シーンが多く、昔とは異なるシーンで楽しまれていることが分かった。そこで新しいお酒の楽しみ方として、日本の消費者に海外の若者の支持を受けている“トポチコハードセルツァー”を提案することとなった」。
 
関西で展開する理由については、「全国の若年層の比率と近似していたのが関西。反応を見極めつつ、次の手を打っていくつもりだ」。
 
中味については日本独自のレシピを採用。サブストローム氏は「日本の消費者は味に対するこだわりが非常に強い国だと、“檸檬堂”を展開した際に改めて実感した。“トポチコ ハードセルツァー”でも“アサイーグレープ”は日本限定のフレーバーとしているほか、グローバルで展開している“タンジーレモンライム”“パイナップルツイスト”も日本向けに味わいを調整している。サンプリングも実施したが、お客様の反応としては“すっきりとしている”“飲みやすい”といったポジティブな意見が多い他、“いろんな食事に合いそう”と食事との相性の良さをコメントしている人も多い」と話した。
 
「提供する価値」としては「当社はさわやかさを通じて世界中に前向きな変化をもたらすことを目指し、常に新しい価値提供を続けてきた。Z世代(1990年代後半~2000年代頃に生まれた世代)に代表される若者たちは、今までになく自由でシームレスな価値観を持っている。お酒の楽しみ方も人と同じものを合わせて付き合いで飲むということはなく、仲間と楽しく、リフレッシュのため自分好みのお酒を飲むという傾向がある。“トポチコ”では、新たな価値観を持った現代の若者のために“決めつけないのがルール”を合言葉にライフスタイルに寄り添った提案を行っていく」としている。
 
プロモーションはTVCMや屋外広告だけではなく、若年層のライフスタイルやカルチャーに踏み込んだ活動を行う予定としており、渋谷でアートギャラリーを展開。また、渋谷、原宿、大阪のミナミの若者が集まるショップで「“たまり場”サンプリング」を実施しリアルな飲用感想を得たほか、アンバサダーとなり商品を広めてもらう活動も実施している。「他にもInterFM897で放送を開始したシンジケートラジオなどを通じて、同ブランドの“ノリ”に共感する若者を増やしていきたい」と発表した。
 
〈酒類飲料日報2021年9月8日付〉