〈鶏肉4.0%増、ウインナー好調でシーズンドポークは7.6%増の11.9万t〉
日本ハム・ソーセージ工業協同組合(日本食肉協議会委託事業)が発表した17年の加工仕向肉量は前年比2.0%増の44.9万tとなった。仕向肉量の対象外であるシーズンドポークは16年の11.1%増に続き17年も7.6%増の11.9万tと伸び、過去最高を更新。17年ハムソー生産は既報のように2.9%増加しているが、原料面ではシーズンドの増加が目立った。

17年12月の加工仕向け肉量は1.0%減の4万22tとなった。仕向肉量のうち輸入豚肉は0.9%増の2万7,306t、国産豚肉は9.1%減の6,482tとなった。一方で、仕向肉量とは別枠のシーズンドポークは4.6%増の1万327tだった。12月のハムソー生産量は1.1%増加しており、原料面ではシーズンドが増加に貢献していることがうかがえる。鶏肉では、国産鶏肉が5.7%減も輸入が66%増加、合計では2.1%増となった。

17年の年間累計では、合計仕向け肉量は2.0%増の44万8,932t、うち輸入豚肉は3.3%増の30万1,286t、国産豚肉は4.4%減の7万5,242t、国産鶏肉は1.0%増の4万5,219t、輸入鶏肉は26.2%増の7,640t、成牛肉は4.5%増の1万8,498tだった。鶏肉合計では4.0%増の5万2,859tだった。豚肉が微増、鶏肉、成牛肉も増加した。一方で、シーズンドは7.6%増の11万9,454tと1カ月平均で1万t前後まで増加しており、好調なウインナー生産をシーズンドが支えているといえる。成牛肉はハンバーグ生産の増加、鶏肉はチキン加工品を含む「その他ハム」の生産の増加によるとみられる。

〈畜産日報 2018年2月22日付より〉
2017年12月分加工仕向け肉