18年2月の貿易速報、動物検疫数量などから推計すると、輸入通関量は牛肉3万5千t前後、豚肉6万7千t前後、鶏肉4万9千t前後と見込まれる。前月比でみると、牛肉が500t前後減少、豚肉は7千t前後減少、鶏肉は1千t前後の増加と見込まれる。ただ、鶏肉は前月に動検数量が5.7万tに達したものの、1月輸入量は予想を下回っており、今回、その分の未通関が通関に回されるとすれば5万tを超すことも想定される。

財務省の18年2月の貿易速報によると、肉類の総輸入量は前年比5.6%増の22万129tとなった。地域別には、米国は前年比4.0%減の5万3,983t、EUが3.6%増の2万6,911t、アジアが33.4%増の5万1,838t(うち中国1万7,194t、アセアン3万4,518t)、その他の地域(豪州、ブラジル含む)が前年並みの8万7,397tとなった。前月比では全体で1万980t減少し、このうち米国は2,409t増、EUは4,417t減、アジアで4,349t減(うちアセアンが2,686t減)、その他の地域は4,623t減となっている。今回は、米国のみ上回った。

2月の動物検疫数量は、牛肉が4万5,066t、豚肉が8万4,666t、家きん肉が4万9,036t、家きん調製品が3万1,825tだった。前月比では、牛肉で1,557t減、豚肉は1万138t減、鶏肉で8,240t減、家きん調製品で7,332t減となった。

これらから推計すると、2月の牛肉輸入量は3万5千t前後(豪州1万8千t、米国1万5千t、NZ1,000t、カナダ500t、メキシコ500t)が見込まれる。豚肉は6万7千t前後(EUが2万3千t、米国2万t、カナダ1万6千t、メキシコ6,000t、チリ2,000tなど)とみられる。鶏肉は4万9千t前後(ブラジル3万8千t、タイ9,500t、米国1,500tなど)、また鶏肉調製品は3万3千t前後と見込まれる。

〈畜産日報 2018年3月22日付より〉