スターゼンが北陸の食肉卸サニーサイドと資本業務提携、北陸での拡販図る

畜産日報 2018年4月12日付
スターゼンは10日、北陸地方で食肉卸・加工を行う(株)サニーサイドと資本業務提携契約を締結した。サニーサイドは北陸地方を営業エリアとする食肉卸・加工業。スターゼンは全国の販売網をより強固にしていくため、同社との協業を推進して同地域での拡販を行うことで、ネットワークの活用が促進され、両社のシナジー効果が期待できると判断した。

資本業務提携により食肉および食肉加工製品全般の供給、並びにサニーサイドと同社による営業協力などを通じ、両社の企業価値を高めていく。スターゼンは、サニーサイドが4月12日付(予定)で行う第三者割当増資を引き受け、株式を取得する。引受け後のスターゼンの出資比率は20%となる。スターゼンは常勤取締役1人を派遣することで提携を加速させる。今回の資本業務提携による同社の連結業績に与える影響は、現段階では軽微だが、今後業務提携の進ちょく度に応じて、業績予想に織り込んでいく。

[サニーサイドの概要]
〈1〉所在地=石川県金沢市南新保町口87番地
〈2〉代表者=中田吉則代表取締役社長
〈3〉事業内容=食肉卸及び加工
〈4〉設立年月日=1948年11月1日
〈5〉大株主及び持株比率=中田吉則氏45.0%、中田春日氏25.5%、中田光信氏20.1%。

〈畜産日報 2018年4月12日付より〉

【関連記事】
阿久根工場にハムダス導入、三沢では豚うで自動除骨R「ワンダス」検証/スターゼン
広島で福留ハム会長・福原康彦氏の旭日小綬章受章祝賀会/日本ハム・ソーセージ工業協同組合副理事長・鶉橋氏(スターゼン相談役)が祝辞