平成30年北海道胆振東部地震に伴う北海道内の停電により、畜産関連企業の工場・事業所などで業務を停止するなどの影響が発生したが、電力の復旧が進んだこともあって、10日から工場などで稼働を再開する動きが目立ってきた。

日本ハムは10日午後段階での情報では、各施設で大きな被害は出ておらず、従業員も全員無事であったとしており、電気の復旧に伴って、再開可能な事業所から業務を行っている。詳細については、引続き確認を進めているという。

伊藤ハム米久ホールディングスでは10日から、グループ会社の伊藤ハムデイリーの小樽工場(小樽市)、IHミートソリューションの札幌パックセンター(札幌市白石区)が稼働しており、北海道にある同社グループの全工場が稼働を再開した。

丸大食品では、地震の影響で生産をストップしていた北海道工場(岩見沢市)が10日から生産を開始した。北海道物流センター(石狩市)でも8日から順次出荷対応しており、グループ会社のパイオニアフーズでも6日から稼動している。

エスフーズは子会社の日高食肉センターが業務を再開。各拠点とも地震による設備などの被害はなく、電力の復旧とともに業務を再開しており、現在はグループ全ての工場・事業所が稼働している。

日本食鳥協会では引き続き会員に被害状況を聞いており、厚真町にある会員工場では冷蔵設備は稼働しているものの、操業停止中で建物・施設の被害状況などは確認中という。他のエリアの会員については、10日にようやく連絡が取れたところもあったが、概ね人的被害や建物・設備被害はなかったもようだ。

〈畜産日報 2018年9月11日付より〉