2019CGC合同商談会、精肉では牛肉を強化、ホルモンフリーのウルグアイ産牛肉を紹介

CGCグループ専用ブランド「米国産ブラックキャニオン」の多様な商品群を訴求
〈加工品では包材のスカスカ削減で棚改善、素材としての活用術でメニュー提案〉
(株)シジシージャパンは27、28日の両日、東京都江東区の東京ビッグサイトで「2019CGC合同商談会」を開いている。今年度は「CHANGE!2019当たり前を総点検 CGCグループ ホップ ステップ ジャンプ」をスローガンに、スーパーマーケットや協業活動において「今の当たり前を総点検する年」と位置付けている。

食肉関係では、精肉は牛肉の強化を図る。近年、牛肉の消費量は増えているものの、売上はここ5年間を見ると減少傾向にあることから、「当たり前を総点検」というスローガンのもと、改めて牛肉の品揃えを見直し強化する。

CGCグループ専用ブランド「米国産ブラックキャニオン」は、肩ロースの焼肉用やステーキ用、薄切り、切り落としをはじめ、インスタ映えする「肩ロース肉ケーキ」などを紹介。また、同ブランドを原料に使用した「Vパックゴールド デミグラスハンバーグステーキ」「牛ローストビーフスライスパック」も展開しており、多様な商品群を訴求した。

さらに近年の健康志向に対応した、ウルグアイ産「ナチュラルビーフ」、豪州産「グラスランズビーフ」を提案。昨年に輸入解禁となったウルグアイ産「ナチュラルビーフ」では、ロース・サーロインステーキやストリップロイン(原体)、チャックロール(同)、肩ロースのムルチパックなどを展示している。同国では成長ホルモン剤が禁止されており、「成長ホルモン・促進剤不使用」「牧草だけで育てた肉専用種」と謳い、安全性についてアピールしている。生鮮事業部食肉チームの松田純チームリーダーによると、「ひき材としてスタートしたが、夏に向けてはチルドビーフとして展開していきたい。(商談会では)すでに多くの人から好評いただいている」と期待感を示した。また、豪州産「グラスランズビーフ」は、豪州東部の肥沃な牧草地で新鮮な水と天然の草を食べて放牧されており、ホルモンフリー・抗生物質フリーの牛肉として提案している。

ウルグアイ産「ナチュラルビーフ」でロース・サーロインステーキやストリップロインなどを展示

ウルグアイ産「ナチュラルビーフ」でロース・サーロインステーキやストリップロインなどを展示

その他、豚肉ではカナダ産「厳選豚」などを紹介。オンタリオ州の指定農家で生産され、エサから出荷まで一貫管理する。高い歩留まり率から、加盟店バイヤーの要望に基づく高い品質・規格力を実現。会場では、見た目も華やかな「豚肩ロース マンゴーカット」や「豚ローストンテキ グローブカット」、「豚一人前焼肉セット(ロース・バラ・肩ロース)」などさまざまな規格を提案している。
 
「簡単・便利・ワンクック」の取組みでは、店舗作業の軽減など提案。豪州産の牛肩ロース、牛サーロインのムルチパックや鶏肉の産地パックなど店舗に並べるだけの商品や、筋引きされた豪州産サーロインを提案し、作業時間の削減を訴求している。
 
一方、加工品については、「売場をCHANGE!」とし、▽スカスカ撲滅▽加工肉活用術などを提案。スカスカ撲滅では、ウインナーなど空気の多い巾着タイプの包材から平袋に変更することで無駄を削減。無駄を省くことで出来た創出スペースにレンジ調理品など伸長カテゴリーを配置するなど、売場の棚効率の改善を提案する。
 
また、ハム・ソーセージの売上が減少傾向にあるなかで、加工肉活用術として、そのまま食べるのではなく、“素材として”の活用を提案する。会場では、実際に「シャウエッセン」(日本ハム)を使ったあらびきミートローフなど、加工品を活用したメニュー提案をしている。

加工品については売場の棚効率の改善を提案

加工品については売場の棚効率の改善を提案

〈畜産日報 2019年3月28日付〉