プリマハムと滝沢ハムは5月13日、両社の事業強化と発展を図るため、生産・販売・調達など広範な分野で業務提携を行うことで合意した。

食肉加工業界では、消費動向に不透明感が残る中、原材料価格の高騰や人手不足を背景にした人件費上昇による生産コストや物流コストへの影響、さらには企業間競争激化など、今後も厳しい経営環境が続くとみられる。その中で、お互いの企業文化を尊重しつつ、生産・販売・原料の調達など各分野での提携により、より一層の経営効率化と収益性の向上、企業基盤の充実を図る。

現時点で合意している提携内容は、
〈1〉生産分野=両社の生産特性や生産能力を生かし、相互OEM供給などを行い、生産の効率化を図る
〈2〉販売分野=両社の販売チャネルを生かし、商品ラインアップの拡充や取り扱い商品の交流、共同販売などを行い売上拡大を図る
〈3〉原材料の共同調達=原材料、副資材、包装資材などの共同調達により、仕入れ原価の削減を図る
〈4〉その他=両者協議の上、物流分野、人材交流、商品の共同開発などを行い収益向上を図る。

両社は今後、提携推進委員会(仮称)を設け検討を開始、順次、実施に移していく。

〈畜産日報 2019年5月14日付〉