新型コロナウイルスの影響で、和牛相場が急落している。3月12日の東京食肉市場では和去A5で2,169円、同A3で1,562円まで下げた。1月平均価格に比べA5で547円、A3でも491円の下げとなった。インバウンド需要、外食需要の低迷が直撃した形だ。

こうした中で、農水省はHP上で国民に向けて、「ハレの日には国産牛肉を!」と呼び掛けている。3月は歓送迎会、花見などで需要が盛り上がる時期だが、今回の事態でこれらが期待薄となる中で、「3月は門出の季節。生産者を支えるために、卒業式や送別会が中止・縮小される場合にも、家庭でハレの日のお祝いに、安全・安心でおいしく高品質な国産牛肉を!」と例年通り国産牛肉を食べてもらうよう求めた。

この呼びかけでは、「食料品は不足していません!」とし、米、カップ麺、冷凍食品などは、通常通りの生産・供給を行っており、製品在庫も十分にあり、“安心して落ち着いた行動!”を求める一方で、学校給食休止により需要が減少している牛乳乳製品、さらには需要が減退している国産牛肉の消費拡大への協力を求めた。

〈畜産日報2020年3月13日付〉