チリの豚肉パッカー・コエクサ社がフランス料理アカデミーから表彰、食文化の発展に貢献

フランス料理アカデミー表彰式(中央がコエクサ社のギジェルモ・ガルシア代表)
チリの豚肉パッカーCOEXCA社(以下、コエクサ社)はこのほど、ACL(フランス料理アカデミー)から表彰を受けた。長年にわたる豚肉の生産・輸出を通してチリ国内外の食文化の発展に貢献した功績が称えられたためで、チリの豚肉パッカーとしての表彰は初となる。

ACLは、日本やチリなど5大陸約30カ国に支部を持つ、世界で最も古く権威のある調理師協会のひとつ。優れた料理人やパティシエの育成・認定を行うとともに、世界の食文化の発展に貢献した企業や人物の表彰を行っている。

今回、コエクサ社では、10年以上・世界20カ国以上にわたって、チリ産豚肉「チリ・ポーク」の魅力を広めてきた功績が評価された。それだけでなく、同社はCSR活動の一環として、工場所在地であるTalca 市と協力して「Chancho Muerto(チャンチョ・ムエルト=チリ最大規模を誇る冬の習慣祭)」を、10年以上継続して開催してきた点も評価され、今回のチリ豚肉パッカーとして初の受賞に至った。

コエクサ社では、「引続き良質なチリ産の豚肉を、継続して日本のお客様にお届けできるよう、本社および日本事務所ともに精進して参りたい」とコメントしている。

〈畜産日報2020年3月23日付〉