新型コロナウイルス感染拡大により、飲食店・卸売業・生産者など和牛に携わる人たちが大きな影響を受けている。とくに飲食店では営業自粛を余儀なくされ、緊急事態宣言の解除後も引続き感染防止策に努め、テイクアウトやデリバリーなどを活用しながら営業を続けている。

そうした中、「おうちで和牛」プロジェクトでは、食肉販売事業者協力のもと、全国の生産者が丹精込めて肥育した黒毛和牛を使用し、焼肉店のこだわりの詰まったタレを用いた焼肉セットを共同開発する。

(株)Inter Table(本社:東京都港区、旦弘希代表取締役社長)がサイト運営、販売を担当し、「おうちで和牛」ウェブサイト、インスタグラムを通じて、7月から順次発売を開始している。「おうちで和牛」に参加する焼肉店は、精肉の通信販売に必要な法令に基づいた対応や仕入れ・在庫リスクなど、販売にかかる全てのオペレーションを「おうちで和牛」にアウトソースすることで店舗営業に集中することができ、精肉の通信販売を始める手間とコストを最小限に抑えることで新たな収益を得ることができる。店舗が企画・開発・製造した商品(カレー、シチュー、煮込み、冷麺など)も販売が可能だという。

現在、東京食肉市場の仲卸でもある(株)吉澤畜産が食肉販売事業者として協力しており、参加する焼肉店は、
▽焼肉くにもと本店、同新館(東京都港区浜松町)
▽焼肉銀座コバウ(同中央区銀座)
▽焼肉しみず(同品川区西五反田)
▽焼肉すどう春吉(福岡県福岡市中央区)
――の4店。

今後、同スキームを活用し、全国の食肉販売事業者との連携を進め、全国各地の名店の商品販売を企画していく。

◆「おうちで和牛」WEBサイト
https://ouchidewagyu.stores.jp/


〈畜産日報2020年7月8日付〉