鎌倉ハム村井商会は7月17日、有機JAS畜産物等の輸入者登録を完了したと発表した。

農水省は、日本農林規格を改正し、さらに7月9日にはカナダ、スイス、豪州と有機畜産物等に関する輸出入条件で合意していた。そのなかで、鎌倉ハム村井商会は、このJAS改正規格と新たな輸出入条件に沿って有機JAS畜産物等の輸入者登録申請を行い、いち早く輸入者登録を完了した。これにより、7月16日以降、同社は有機JAS畜産物等の輸入者として、引き続き有機輸入畜産物等を輸入し、販売することが可能となった。

同社では、これまでオーストラリア持続的農業協会(NASAA)がオーガニック認定したオーストラリア産OBEオーガニック牛肉を輸入し販売していた。今回の輸入者登録により、JAS制度による有機JASマークを付けて販売することが可能となった。

同社は、外食ステーキ店、首都圏の一部のスーパーでOBEオーガニック牛肉を販売しており、今後、有機JASマークを添付して販売することで認知度が向上すると期待している。電子商取引(EC)が拡大しているなかで、有機JAS小分け認証を持つ国内協力工場とタイアップし、精肉に加工したOBEオーガニック牛肉のWeb上での販売を始める。さらに来年に延期になった東京オリンピックでの訪日客向けに外食などでの販売を強化する。

〈畜産日報2020年7月20日付〉