米国食肉輸出連合会(USMEF)はこのほど、アメリカン・ビーフのガイドブック「ビーフカウ&ミルクカウ ガイド」を発刊した。同連合会の業界関係者向けウェブサイトからダウンロードできる。

ガイドブックは、アメリカン・ビーフの“もう一つの魅力”として、昨年5月の米国産牛肉に対する月齢制限撤廃で輸入が可能となった「カウビーフ」について生産状況や肉質の特徴、主なサプライヤーなどを紹介している。

とくに、米国のカウ(経産牛)の定義については、
▽ビーフカウ(アンガス、ヘレフォードなどの肉用種の経産牛)
▽ミルクカウ、デイリーカウ(ホルスタイン種やジャージー種など乳用種の経産牛)
――の2つに大別されることを説明。

それぞれの年間と畜頭数や飼養動向(全米の牛飼養頭数のうちビーフカウは約3割など)、飼養分布を紹介している。さらに、ビーフカウ、ミルクカウそれぞれの生産サイクルの違いや、肉質とグレーディングも説明しており、通常の肥育牛に比べてリーズナブルな価格(とくにロイン系)で、上ミノなど厚みのあるトライプを取ることができるほか、通常の肥育牛では供給に限りがあるタン、ハラミ、サガリの供給が可能になるなど、カウならではの魅力を伝えている。このほか、カウ製品取扱いパッカーとして、アメリカン・フーズ・グループ(AFG)とカーギル社フレズノ工場の情報も紹介している。

◆米国食肉輸出連合会ウェブサイト
https://www.americanmeat.jp/index_trd.html


〈畜産日報2020年9月29日付〉