最大の特徴は、アイスを焼くという新発想、これまでにない製法による表面のパリパリとした食感、香ばしくほろ苦い焼き目。工程は、充填済みのアイスの上に砂糖をまぶし、容器のまま焼いてキャラメリゼ、その後冷却する流れで、パリパリ食感の長時間維持、焦げ目の付け具合に苦労した。
過去(1996年)に、工場生産、量産型のアイスでは初めての焼きアイスに挑戦した経緯もあり、今回の「BRULEE(ブリュレ)」はこの進化版となる。焼き目の技術・開発力が同業からも注目され、確かなおいしさで消費者(特に女性)の心を掴み、SNS口コミ効果もあって、カップアイスで実勢売価が税別298円(価格はオープンプライス)の高価格帯ながらも、一気にプレミアムアイス、ご褒美アイスに仲間入りした。104ml。
〈食品産業新聞 2018年12月3日付より〉
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