牛乳やヨーグルトなどの4月1日出荷分からの値上げ発表が、乳業大手に続き中小企業にも広がっている。江崎グリコは2月7日、タカナシ乳業は12日、ダノンジャパンは13日、オハヨー乳業は14日発表した。

価格改定率は牛乳、乳飲料、ヨーグルト、デザートなどで異なるが、概ね3%~5%、原価が高いプリンなどは7~8%引き上げの商品もある。

オハヨー乳業については、牛乳類はメーカー希望小売価格を設定していないため出荷価格を約2~5%引き上げ、ヨーグルトは値上げする商品を絞り込み、生乳90%以上使用の「ぜいたく生乳ヨーグルト」100gは現行の税別100円から105円へ、同3個パック(80g×3)は210円から220円へ、「新鮮卵のこんがり焼プリン」140gは115円から125円へ、同4個パック(68g×4)は298円から318円へ値上げする。

各社値上げの最大の理由は、原料となる各用途向けの生乳取引価格が4月から引き上げとなるため。人件費や物流費の高騰、包装資材の価格やエネルギーコスト上昇も影響しているが、国内の原料乳の調達コスト増が乳業メーカーにとって重くのしかかっており、酪農家の離農、乳牛飼養頭数の減少、生乳生産量減少を食い止める策が、業界の最重要課題となっている。
価格改定商品リスト(オハヨー乳業)

価格改定商品リスト(オハヨー乳業)