森永乳業が12万人以上にヨーグルト無償提供、新型コロナ対応で保育園・幼稚園など応援

森永乳業「カラダ強くするのむヨーグルト」
森永乳業はこのほど、新型コロナウイルスに関連する社外への取り組みについて明らかにした。

展開している支援内容は、
・保育園・幼稚園の児童と従業員12万人以上へのヨーグルト無償提供
・臨時休校中の子どもたちへの緊急支援金50万円
・東京都港区の学童クラブに牛乳3200人分無償提供
・北海道の岩見沢市庁と岩見沢市立総合病院への微酸性電解水装置の無償貸与
――など。

グループで働く従業員向けには、約1万3000人を対象としてサプリメントや牛乳の配布を実施しており、上記の取り組みは社外の人に向けたもの。

ヨーグルト無償提供は、子どもや保育園・幼稚園で働く人に向け、体調管理の支援を目的に実施。主に児童と保育士・教諭らに「カラダ強くするのむヨーグルト」を全国12万人以上という大規模で行う。

休校中の子どもへの支援金については、子どもと家族が安心して過ごせることを支援する目的で、「中央共同募金会」に対し緊急支援基金として、グループ従業員が任意加盟する「森乳スマイル倶楽部」と森永乳業が合計50万円を寄付。

学童クラブへの牛乳提供については、森永乳業の本社があり、普段から食育学習でつながりのある東京都港区内の学童クラブに、3月18~19日、常温で長期保存可能な「森永牛乳200ml」等を約3200人分提供した。

北海道に対する取り組みについては、森永乳業が2015年から産官学連携で取り組む健康づくり事業で、岩見沢市と関係を構築している流れから実施に至った。森永乳業が発明した“微酸性電解水”を生成する装置「ピュアスターミュークリーンII」を、岩見沢市庁と岩見沢市立総合病院へそれぞれ1台ずつ、3月10日に無償貸与した。

「ピュアスター」が生成する微酸性電解水は、人や環境にやさしい安全な殺菌料として、食品製造や外食、保育園・幼稚園、福祉施設などで利用されているという。

森永乳業の“微酸性電解水”生成装置「ピュアスターミュークリーンII」

森永乳業の“微酸性電解水”生成装置「ピュアスターミュークリーンII」