カネカは、還元型コエンザイムQ10を手軽に摂取できる新商品「わたしのチカラ Q10ヨーグルト」(90g、税別138円)を1月25日から発売する。乳酸菌に加えて、強みの還元型コエンザイムQ10というダブルの健康素材を用いることで独自性を出した。コエンザイムQ10の認知度が高く、健康志向の強い30~50代の女性を中心に、幅広い年代層に向けて販売する。販売目標は初年度10億円、2024年30億円。

新商品は、ビフィズス菌と3種の乳酸菌と、還元型コエンザイムQ10を100mg配合。毎日摂取しやすいよう、砂糖不使用、脂肪分はゼロとした。

カネカのグループ会社であるカネカ食品を通じて、強みのベーカリーや、スーパー、コンビニエンスストア、一般小売店、EC(カネカオンラインショップ)などで販売する。販売開始に合わせて、カネカ食品のイメージキャラクターである知花くららさんを起用したテレビCMを2月1日から放映する予定。

カネカが1月18日にオンライン形式で開催した「機能性ヨーグルト事業戦略・新商品発表会」で、田中稔社長は「コロナ禍の中で消費者の健康意識が非常に高まっている。グループ会社であるABB社(スペイン)の特徴ある乳酸菌、世界で当社だけが保有する還元型コエンザイムQ10をはじめとするサプリメント素材、乳製品を組み合わせた商品を市場に届け、世界の人々の健康に貢献したい」と強調した。
カネカ 田中稔社長

カネカ 田中稔社長

 
食品事業を担当する榎潤取締役常務執行役員は、「ヨーグルト市場は2000年代は独自菌の競争、2010年代は乳酸菌機能の競争だった。2020年代、乳酸菌プラスアルファの機能が求められると考えている」とし、還元型コエンザイムQ10を活用。「分散性の悪いコエンザイムQ10を、水分の多いヨーグルトに均一に分散させ商品化するのは、技術的に非常にハードルが高く、約1年近くかけて開発した」と明かした。
 
カネカは2018年から乳製品事業をスタート、2019年からヨーグルト製品を販売している。今後、ドリンクタイプのヨーグルトや、乳飲料など商品の拡充を図る。その上で、ABB社の乳酸菌も活用していく考えだ。 
 
◆カネカオンラインショップ