滋賀県健康医療福祉部生活衛生課食の安全推進室辻浩司室長は「難しく、レベルの高い衛生管理だと思われているが、かみ砕いていくと取っ付きやすくなる。国が地域連携HACCP制度を設けて舵取りをしてくれている。滋賀県も手をあげ、製麺組合の協力を得て、導入の成功例を積み上げていく。特にBプランの導入について、全麺連を通じて国に提案し、認められるように頑張っていきたい」と語った。モデルAに取り組んだ滋賀県製麺工業協同組合の冨江彦仁理事長は「当社は大きくもない、個人経営の事業所だが取り組めた。だから皆さんにもできる。講師の話を素直に受け入れ、できない理由を考えるのではなく、プラス発想をもって勉強してほしい」と語った。
〈食品産業新聞2017年12月7日付より〉
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