2017年 即席麺業界重大ニュース「即席麺生産 過去最高の見通し」―即席ラーメン記者会

本紙などが加盟する即席ラーメン記者会はこのほど、2017年の即席麺業界重大ニュースを選定した。以下の通り。

▽即席麺の2017年生産量、カップ麺牽引し過去最高水準で着地の見通し

▽じわりコストアップ進む。麦価に加え、物流費や諸資材価格も一部上昇。メーカー収益に影響も

▽縦型カップ麺に新商品・話題商品続々。「MARUCHAN QTTA」「カップヌードルナイス」「サッポロ一番和ラー三重伊勢海老汁風」など

▽世界ラーメン協会、日清食品ホールディングスの現地法人と共同で、米国、メキシコの大型ハリケーンや地震の被災地にカップ麺約34万食を支援

▽袋麺の再活性化目指し、新たな食べ方提案(サンヨー食品)や新提案商品(日清食品「お椀で食べる」シリーズ)、ノンフライ麺豚骨も(明星食品、サンヨー食品)

▽SNS、動画投稿サイト、EC限定品、ネットイベント出展など、若年層の取り込みに向けた動き活性化

▽海外展開さらに加速。日清食品ホールディングス(BRICs)、東洋水産(米国)、エースコック(ミャンマー)。サンヨー食品は「“日本の食品”EXPO」に出展

▽低糖質カップ麺拡大、明星食品に続き日清食品、エースコックも

▽日本即席食品工業協会が「インスタントラーメンナビ公式ツイッター」スタート。即席麺の正しい情報を発信

▽「日本人が食塩を多くとっている食品についてのランキング」(国立健康・栄養研究所)。見直しでカップ麺、インスタントラーメンを削除

〈食品産業新聞2017年12月25日付より〉