全粉協(協同組合全国製粉協議会、会長=阿部晃造・阿部製粉㈱社長)は12日、都内で新年理事懇親会を開催した。冒頭挨拶した阿部会長は「先日、製粉協会の新年会にも出席させてもらったが、一番の話題は“今月の20日以降、TPPはどうなるか”ということだった。また、日・EUのEPA交渉についても色々と話があり、国際的な取組が進んでいけば我々の商売に影響する。しかしこれまで、全粉協は力を合わせてやってきた。何が起こるか分からないが、今後とも小麦粉の安定供給を第一に事業に取り組んでいく。“申酉騒ぐ”と言われているように、昨年から株式市場は下がったり上がったりしている。最近は上がってきており、良い雰囲気だが、これも20日以降どうなるのか。ともあれ、我々はそれぞれの任務を責任持って果たすべく、組合員と協力していく」と述べた。

来賓挨拶した農林水産省の柄澤彰政策統括官は「“20日以降どうなるか”との話があったが、日本としては何としてもTPP発効に向け、粘り強く働きかけていく。日・EUのEPA交渉については、昨年末から持越しとなり今月、交渉が再開する。皆さんの要望を十分踏まえながら、交渉に当たっていきたい。昨年、農業競争力強化プログラムについて議論され、業界再編に目がいくのは当然のことだが、実は非常に広範な議論を行っている。これを機会に、みなさんには業界がどうあるべきかなど、議論に参加して動きを示してもらいたい」とした。

乾杯の音頭をとった (一財)製粉振興会の鈴木五六理事長は、「毎年皆さんと顔を合わせているが、大分若い人が増え、製粉企業は後継者が育っていると感じ、とても嬉しい。今後も全粉協として盛り上げていってほしい」と述べた。