名古屋埠頭サイロ株式33.4%を取得=昭和産業

昭和産業㈱(新妻一彦社長)はこのほど、名古屋埠頭サイロ㈱(三宅真理社長兼会長)の株式の33.4%(議決権比率)を取得した。主に布袋食糧㈱から取得し、2017年3月期において持分法適用会社とする。
昭和産業は2014年3月に、「事業基盤の持続的成長」を推進するため、中京地区を基盤としているセントラル製粉㈱の総発行済株式数の40.0%相当を取得し、生産体制の連携強化を図ってきた。既に、セントラル製粉への委託製造数量も順調に増加しており、今後一層の効率化を図るため、使用する小麦の保管と合わせた一貫運営が必要と考え、今回の取得を実施した。名古屋埠頭サイロについては「効率的な運用に向け、当社グループの持つ一定の知見を発揮し、サイロの運営に携わっていく」としている。
名古屋埠頭サイロ㈱(愛知県名古屋市昭和区折戸町4-15)は、資本金1億9,500万円。経営実績(2016年3月期)は売上高2億7,300万円。総資産18億5,100万円。なお、昭和産業では「今回の名古屋埠頭サイロ㈱の株式取得に伴う2017年3月期連結決算への影響は軽微」としている。