大阪堂島商品取引所(岡本安明理事長)は5日、大阪・阿波座の同取引所で、「平成30年新春賀詞交歓会」を開催。関係者が詰めかけた。冒頭挨拶のなかで岡本理事長は、今年を「挑戦の年」と位置づけ、「(残り)1年と8か月、来年の8月の本上場(認可)に向けて、スタートを切っている」とした。

岡本理事長は挨拶のなかで、「お米は商品先物の原点でもあり象徴でもあり、主食でもあり、我々日本人にとっては特別なものであろうと思っております。その特別なお米をお預かりして早6年が経ってしまった」とした上で、当初「お米という前に商品先物そのものをご理解いただくことに随分苦労した」ものの、今や「選択肢の一つとして商品先物は使える、と言っていただけるようになった」、「念願だったJA(単協)の参加もいただいている」と述べた。また「一番大事なことは、この市場が継続をし、発展させていくこと」とした上で、新潟コシに次ぐ新たな単一銘柄商品の検討に入ったことも明らかにしている(終了後の囲み取材のなかで、『具体的には秋田や北海道』との発言も)。さらに「市場活性化のため、来年の夏をめざして、ザラバのシステム導入を決めたところ」とし、「このことについては色々ご意見があることも承知しているが、取引所としてはコメ市場の活性化が第一義であって、それに向けて邁進していく所存」とも。

賀詞交歓会では昨年同様、今宮戎神社「福娘」の登場に始まり、来賓として、佐藤章氏(自民党大阪府連会長、衆)、福井逸人氏(農林水産省食料産業局食品流通課商品取引室長)、竹本直一氏(自民党商品先物取引推進議員連盟会長、衆)が挨拶した。

※写真は鏡開きに参加した(右から)、庄司國男日本商品受託者保護基金常務、木村良全米販理事長、山道裕己(株)大阪取引所社長、浜田隆道(株)東京商品取引所社長、井上明日本商品先物協会専務、西本一也(株)インタートレード副社長、茅野信行大阪堂島商品取引所米穀取引運営委員長(國學院大学教授)、岡本安明大阪堂島商品取引所理事長、重光達雄SBIホールディングス(株)常務、岡信義新潟輸送(株)新潟事業部営業チームSMG。

〈米麦日報 2018年1月10日付より〉

 

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