農林水産省は17日、「米に関するマンスリーレポート平成30年1月号」のなかで、「平成30年産主食用米の作付方針」を明らかにした。

各都道府県農業再生協議会の総会資料などから抜粋したもの。ここから「平成30年産・生産量目安」を本紙で抽出したのが表。つまり国が配分しなかった平成30年産米の生産数量目標(生産量目安)を、各都道府県が自主的に設定するとこうなる、というもの。配分しなかった結果、主食用米だけか飼料用米なども含むかなど、各県ごと根拠がバラバラな数字なため単純比較すべきではないが、あえて単純に合算すると、平成30年産の生産量目安は全国ベース731万8,252tとなる。

国が示した全国ベースの30年産の生産量目安は、29年産の生産数量目標と同数の735万tだから、これを約3万t下回る勘定。ただし今回の公表からは東京と大阪が除かれているため、仮に29年産の生産数量目標をそのまま当てはめても、734万4,667t。ほぼ29年産の生産数量目標と肩を並べることになる。この通り作付けられるとするなら、30年産の需給はさらに逼迫局面に入っていくことになるが…。

〈米麦日報 2018年1月18日付より〉