北海道では7月2日から豪雨が発生、九州では6月下旬に豪雨、7月3日に台風7号が上陸した。それに伴い本紙では聞き取り調査を実施。九州での水稲被害は軽微だが、北海道では石狩川・雨竜川の氾濫などで、上川・留萌地域に被害が出ている。

〈北海道〉
▽きたそらち農協(空知北部)=3日にかなりの雨が降り、石狩川と雨竜川の一部が氾濫、水が水田に流れ込み冠水した。5日時点だと水は引いているが、被害状況はまだまとまっていない。雨竜川では本流だけでなく、中小の支流も逆流したようで、周辺の田畑に被害が出ている。

▽新砂川農協(空知中部)=一部水田で若干浸水しているという話は聞いているが、特段の被害は無い。

▽東神楽農協(上川中部)=3日、水田に水が入って冠水したが、1日足らずで水は引き、今は通常の水位に戻っている。隣の東旭川農協管内はかなり酷いと聞いている。

▽東旭川農協(上川中部)=被害状況の把握で米穀担当者は出払っているが、冠水など大きな被害が出ている。調査結果がまとまるのは先になりそうだ。

▽南るもい農協(留萌南部)=増毛は特段の被害は無いが、留萌・小平で被害が出ている。浸水・冠水は勿論のこと、用排水が溢れ、山裾や道路が崩れたところでは用排水が詰まっている状況。通常の圃場では水稲の頭が出る程度の水が入ってきているが、空知などの平野部とは違い、低地の圃場も多いため、そうしたところは完全に頭の先まで浸かっている。一部では水が引いてきており、明日(6日)に雨が降らなければ完全に引くだろう。

〈佐賀〉
(佐賀県農協)
一部圃場で冠水が見られたが、むしろ風が強く、農業施設に被害が出ているようだ。移植したばかりなので倒伏などもなく、被害としては小さい。

〈宮崎〉
(県農産園芸課)
県北中心に畦畔が壊れたなどの被害が出ており、国富町・串間市・西都市の一部で冠水被害の報告を受けている。ただ、全体としては大きなものではない。今回の雨を抜きにした生育は、早場米が4日早い進度となっており草丈や茎数は平年並と見ている。

〈米麦日報 2018年7月6日付より〉