中村屋の武蔵工場が8月稼働、中華まん製造能力30%増強

「中村屋 武蔵工場」外観
中村屋(株)(鈴木達也社長)は18日、新工場「中村屋 武蔵工場」が竣工したと発表した。同社独自の生産技術を集結した中華まんの製造工場。8月からの本格稼働を予定する。新工場稼働後の同社の中華まんの製造能力は、現行から約30%増となる。新たな生産管理システムの導入により、トレーサビリティ、フードディフェンスを強化した品質保証体制を構築。徹底した自動化ラインの導入で、省力化・省人化を進め、従来の工場の約2倍の生産性を実現した。

また、2019年には地域密着型工場として、地元小学校の社会科見学や一般来場者の見学に利用できる施設を開館する予定。

〈新工場(武蔵工場)概要〉
△所在地=埼玉県入間市大字狭山台字武蔵野234-1
△敷地面積=約8万3,000平方m
△工場面積=約1万5,000平方m(新築部分)
△投資総額=約100億円(建物・設備)

元は大妻女子大があった土地と建物。工場は全て新築。

〈米麦日報 2018年7月20日付より〉