USAライス連合会日本代表事務所は23日、都内で「第6回カルローズ料理コンテスト2018」の最終実技審査・表彰式を行った。

今年は「SUSHI カルローズ ニュースタイル」がテーマ。同会では4~6月、日本の伝統料理“寿司”から国際食へと発展した“SUSHI”として、アメリカ・カリフォルニア州で主に栽培されている中粒種の米「カルローズ」100%&酢(洋風酢など)使用の、これまでの概念に囚われない斬新なレシピを募集していた。応募総数は計592作品(レストラン部門152作品、デリ部門25作品、学生部門415作品)。

レストラン部門で最優秀賞に輝いたのは、ホテルニューオータニ・レストランSATSUKIの山口諒真氏による「カルローズのピカタ四川風 ~酸味のアンサンブル~」。イタリア料理のピカタを巻き寿司に見立てた冷製料理で、豆板醤やニンニク、ごま油を加えたスパイシーなカルローズを使用している。優秀賞はサンシャインシティプリンスホテル・レストランバイエルンの松山柊也氏による「アサイーボウル風 SUSHI」。アサイーボウルは、シャーベットやスムージー状にしたフルーツ「アサイー」に他の果物・グラノーラなどを盛り付ける料理で、松山氏は大胆にカルローズを組み合わせた。最優秀賞の山口氏は「(嬉しくて)言葉になりません。本当にありがとうございます」と喜びを表現した。

デリ部門の最優秀賞には、ディズニーアンバサダーホテル・エンパイアグリル((株)ミリアルリゾートホテルズ)の槍田和司氏による「紫蘇の香る魚介のゼリー カルローズ米の手毬SUSHI」が選出。紫蘇など和食素材をフレンチの手法で調理、ゼリーでコーティングしたもので、審査員のRECIPE & MARKET 、L'AS・兼子大輔オーナーシェフは「今すぐにでも売れるんじゃないかという完成度」と絶賛した。優秀賞には、フランス料理店・エルルカン ビス(神奈川・湯河原)の渋谷仁氏による「オレンジ果汁で炊いたカルローズ・鴨肉のバッテラ」が選ばれた。
デリ部門最優秀賞「紫蘇の香る魚介のゼリー カルローズ米の手毬SUSHI」(ディズニーアンバサダーホテル エンパイアグリル・槍田和司氏)

デリ部門最優秀賞「紫蘇の香る魚介のゼリー カルローズ米の手毬SUSHI」(ディズニーアンバサダーホテル エンパイアグリル・槍田和司氏)

また、学生部門の優秀賞3作品は、▽「鯛の押し寿司 昆布出汁のエスプーマ添え」=女子栄養大学短期大学部食物栄養学科・青田百香氏、▽「ガパオいなり寿司」=日本女子大学家政学部食物学科食物学専攻・青山瑞希氏、▽「地中海風押し寿司」=十文字学園女子大学人間生活学部食物栄養学科・原千里氏。

受賞者・審査員らの集合写真

受賞者・審査員らの集合写真

〈米麦日報 2018年8月24日付より〉