〈AI使い"最適なレシピ"選定〉
「ヤバイ。メンよりメシ。」というコピーのCMを展開中の、日清食品の「カレーメシ」。目を引くプロモーションが続く。

当初はレンジ調理のカップライスとして登場。2016年8月のリニューアルで、▽お湯を注ぐ▽5分経ったら"グルグル"とかき混ぜる――だけで、とろみのあるカレーが楽しめる設計にリニューアルした。

そこから若年層をターゲットにしたプロモーションを本格的に展開。動画やSNSでのコミュニケーションで、オリジナリティー溢れる世界観が注目を集めている。前期(18年3月期)に大きく売り上げを伸ばし、今期に入っても好調な動きだ。

9月3日発売の「日清トマトチキンカレーメシ AIが考えた」もこれまでにない取り組みだ。AI(人工知能)を活用し、2400万通りの食事の組み合わせから、「カレーメシファンが好むであろう最適なレシピ」を選定。結果として、トマトとチキンをメインに、各種スパイスをきかせたチキンカレーが選ばれた。このレシピをもとに商品担当者が試食と検証を繰り返し、詰めの作業を行って完成させた。AIの使用については、東京理科大理工学部経営工学科の大和田勇人教授監修。

6日にはコラボ企画商品「日清カレーメシ アイドルマスター シンデレラガールズ CD付き特別BOXセット」を日清食品グループオンラインストアで発売。10時に発売したが、その日のうちにソールドアウト。注目度の高さが分かる。

「型破り」な取り組みにはリスクが伴う。しかし、新たなファン層を獲得するため、リスクを恐れない仕掛けを続ける。「ヤバい、目を引く」。

〈食品産業新聞 2018年9月10日付より〉